チーズサロンニュース

1月19日(金)

昨日から24日(水)まで「ミルク&ナチュラルチーズフェア2007」がさっぽろ東急百貨店の9階で開催されています。毎年行われている(デパートなので)即売会です。年を追って出品点数が増えて、ほぼ道内での工房製のチーズは網羅されているので、欲しかったあのチーズ、このチーズも手に入ります。試食もあります。売り切れが心配な方はお急ぎ下さい。
1月21日(日)

『北海道チーズ工房めぐり』はリクルートじゃらんの『一品極上』「食の地域ブランド」の通販サイトです。私もおいしいチーズをより多くの皆さんに食べていただけるようアドバイザーとして協力します。札幌市内、新千歳空港では多くの工房製チーズを手に入れることが出来ますが、その他の地域では手に入らないチーズもいろいろあります。おいしいチーズはたくさんありますから順に紹介できたら良いなと思っています。
2月1日(木)

今日からJAL(日本航空)の機内で勝沼醸造のワインが楽しめます。(ただしファーストクラスとビジネスクラスのみ。)以前からファーストクラスでは森伊蔵、十四代、達磨正宗の古酒などオヤジ好みの飲物が用意されていましたから、その評価の程もわかりますね。ちなみに、私は日本航空にはほとんど乗ったことが無いので、多分、自宅で飲みます。
2月7日(水)

『ル・フェスタン・デュ・ノール』中央区南2条西3丁目、ワインショップエノテカ札幌店2F、電話011?219?2033は今までミュゼの石井シェフらを輩出してきた名店ですがついにこの2月末をもって閉じることとなりました。エノテカの飲食部門の子会社は増資の株をトリコロールに買ってもらって既に経営権を手放していたようなのですが、もう少し敷居を低くして、より多くのお客様に来て頂きたいという事らしいですね。トリコロールって三越の喫茶店というイメージでしたがじつは事業の範囲が広い会社だったのですね。
2月10日(土)

小樽の「北の誉」酒造がオエノングループ(http://www.oenon.jp/)に入る事が発表されました。日本酒の市場が縮小するなかで(個々の事情が異なるけれど)旭川の高砂酒造(国士無双)が日本清酒(千歳鶴)に救済され、北海道の日本酒業界も再編の波の中にあります。
3月17日(土)

フーデックスとホテルレストランショーの見学に行った次の日ですが牛久のシャトー神谷(http://www.chateaukamiya.jp/kamiya/)を見に行きました。ここは新潟の岩の原葡萄園とともに日本のワインの歴史の中ではきちんと知っておかなければならない場所です。周囲のブドウ畑は住宅地に変わり残念ながら既に歴史の中に入ってしまいましたが素晴らしい建物が残っています。レストランや資料館があります。そこで改めてわかったことは創設者の神谷伝兵衛が旭川にアルコール蒸留工場を作り(明治33年)、合同酒精(オエノングループ)の基礎となり、多分これが北海道で甲類焼酎が多く消費される事になった理由なのだろうということです。100年以上前の話です。
4月9日(月)

昭和ビル地下の「ラ・パーチェ」のソムリエ林雅昭さんはワイン会の企画やワイナリー見学会などで御存知の方も多いと思いますがホテルオークラの「桃花林」電話011?221?2405に移られたそうです。コムシェモアといい、中華好きなのでしょうか。それとも地下がいいのでしょうか(笑)。ちなみにランチは11時30分から15時まで。ランチアワードというスタンプカードがあります。
5月6日(日)

9連休だった人も暦通りだった人も、ずーっと仕事をしていた人も、今日でゴールデンウィークは終わりです。寂しいついでに寂しい話を少し。この春好きだったレストランが次々に閉店しました。ロテル・ド・ロテルの最上階にあったモンプレボー。広島の友人も定宿にしていて、このレストランで食事をするのをいつも楽しみにしていたのですが、ホテルの改装に伴い閉店。カジュアルでわいわい出来たブカデル・ヴィーノもいつの間にか焼き鳥屋に・・・。ベルパンチュール・エ・ボーズは一の瀬ソムリエと工藤シェフのコラボが魅力的だったのですが、ふつうのオステリア・ボーズへ。オーナーが同級生だったこともあり親しみを持っていたクレッシェンテも閉店。北海道の食材でおいしいイタリアンを提供してくれていたのですが・・・。私の日本酒の師匠である酒本久也氏のレストラン、ニューヨークカフェ、姉妹店のタントタントタントも相次いで閉店。それぞれにいろいろな事情を抱えてやむなく閉店に至ったのでしょうが、とても残念です。でも、今日もファイターズが勝ったし、気を取り直して明日から新しいお店を開拓するぞ?!
5月13日(日)

最近評判のレストラン「ラ・トルテュ」中央区大通西16丁目西向きメゾンエクレーレ2階、電話011?598?7280は「コート・ドール」にいたソムリエの一戸さんと在チュニジア大使館(?)にもいた事がある田中シェフが開いたお店です。エレガントな料理とスマートなサービスで気持ちよい食事ができます。さっそく火曜日のある日、とある大御所シェフが偵察に来たとか。ただし、ランチは3000円、ディナーは4500円、9000円のコースが主体なのでカードはお忘れなく。ワインリストはMARUYAMAYAの自然派ワインが多いので好みのワインが見当たらない事もあるかもしれません。優しい一戸さんと予約の時に相談されてはいかがでしょう。月曜が定休日です。

3月25日(土)

今年1月1日から国産ワインの表示基準が変わりました。詳しくはこちらへ。すこし世界基準に近づいたかなとおもいます。
3月26日(日)

4月から新年度が始まります。ソムリエも移動の時期でもあります。長らくミクニ・札幌で勤務されていた佐藤ソムリエも阿寒湖温泉のホテル鶴雅に移り、バエレンタルから移っていた佐藤ソムリエとダブル佐藤で勤務する事になりました。

ソムリエ協会北海道支部長の久保ソムリエもいよいよ函館で活動再開です。

そういえば教室のあるビルの1階は白湯スープのおいしいラーメン店の蘭蘭があったのですが、調理担当が帰国することになり、止む無く昨年11月閉店となってしまいました。そのあとには居酒屋「ふかがわ」が先日オープンとなりました。町内は居酒屋激戦区になりつつあります。

その「ふかがわ」の看板とともにビルの教室案内も新しくなりました。すこしですが見やすくなりました。
4月17日(月)

日本料理とシャンパーニュのお店『志おん』が3月3日にオープンして早くもひとつきが経ちました。ちょっと隠れ家的な佇まいです。札幌に帰って来た菅原ソムリエとグランヴァンセラーにいた今井ソムリエに会えます。札幌には今まで無かった雰囲気と味のお店です。渋いです。

場所はワインショップエノテカの2軒南側のビルの地下でエレベータで降りないと入れません。中央区南2条西3丁目ティアラビルB1 電話011?218?7744 ホームページ http://cf-est.jp 
4月18日(火)

円山屋今村昇平商店をご存知ですか?円山ドラッグの今村さんが遂に独立してワインショップをはじめました。ワインというよりもロマーノ・レヴィを大量に在庫していると言ったほうが良いのか、個性的なお店です。札幌市内からは旧5号線を小樽方向へ進み『とんでん』、『パチンコタイヨー』を過ぎて2つ目の信号を左に曲がった所です。車を止める場所はキビシイです。自動ドアもありません。西区山の手2条1丁目 電話011?633?0808 ホームページ http://www.rakuten.ne.jp/gold/maruyamaya/
5月5日(金)

葡萄酒・焼酎の『クリュ』中央区南3条西4丁目カミヤビル3F 電話011ー219?0916(不定休)ではオープン1周年フェアをやってます。高山シェフとサービスの山西さんは息もぴったり良いコンビです。山西さんは以前在籍していたY県の町営レストランを辞めるきっかけとなったトラブルの黒幕が表舞台から排除され評価再上昇となり今や引く手あまた状態なので会いに行くなら今のうちです。前のボスはミクニの本社へ行ってしまったしね。
5月7日(日)

『ル・クロ Le Clos』中央区大通西27丁目1?12 電話011?613?9600は円山『しろ』すすきの『ブラン』で評価の高い附田氏があすオープンするワインレストランです。その2階はなんとフレンチ焼肉だそうです。地下にはビンテージワインを中心に3000本以上のストックがあるセラーも用意されていてホワイトのあとはブラックとはなかなかのセンスですね。
5月8日(月)

当チーズサロンのFAX番号が変更になりました。いままでは機器の調整不良で受信出来ずにご迷惑をかけた方がおられたかと思います。大変申し訳ありませんでした。そこで着信専用に回線を御用意致しました。新しいFAX番号は011?300?4998です。これからも宜しくお願い致します。
5月9日(火)

いやはや毎日ニュースです。以前ニュースで紹介した炭火焼きフランス料理『ベル・パンチュール』中央区南3条西3丁目 新山ビル3階 電話011?222?6533は昨日、8日よりリニューアルオープンし、なんと『オステリア・ボーズ』と合体!して『ベルパンチュール エ ボーズ』となりました。・・・・・イタリアンになるのでしょうか?
6月12日(月)

『ル・クロ Le Clos』中央区大通西27丁目1-12 電話011-613-9600へはもう行きましたか?入口がわからなくて諦めた方もいるのでは?入口はKFCの隣の大きなガラス窓の扉です。わかりましたか?サービスには熱田会長のもとから帰った森君と例の畳屋(笑)の脇さん、ミクニにいた畠さんらが入っています。旧グランメールの常連だった方は森(カー)君に会いに行ってくださいね。
6月28日(水)

チーズサロンのある加森ビル1の1階奥にあった『中華料理店 蘭蘭』が懐かしいと思っている方も多いと思うのですが、店主の北川さん(あの山崎さんのお弟子さんだった)がススキノで原点に戻って『BAR 蘭蘭(RANRAN)』中央区南3西3プレイタウンふじ井ビル8階 電話011?210?1255を開店しました。本業の腕前はともかく私は清湯スープのラーメンが食べたい・・・
6月30日(金)

日本料理とシャンパーニュのお店『志おん』中央区南2条西3丁目ティアラビルB1電話011?218?7744にいた今井ソムリエはどうしたのだろう?と心配している方も多かったのですが、最近ようやく元気を回復してシャンパンでリハビリをしているようです。はやくファンの所へ戻ってきてくださいね。
7月11日(火)

ホームページがよくわからない。という指摘がありましたので、一部構成を変えました。分かりやすくなったでしょうか。なるべく容量を少なくしてページ閲覧の負担を減らしたいと考えています。
7月12日(水)

イタリア料理店『クレッシェンテ』中央区南6条西23丁目、r.blancビル1F電話011?513?5151、(http://www.crescente.biz)ちょっと分かりにくいですが、6条通りに面してパールモンドールの隣です。マンションの1階で店の前に3台分の駐車スペースがあります。ご存知でしたか?昨年11月にオープンして評判でしたが、南青山の『リストランテ濱崎』から高尾シェフが入り、雰囲気が変わりました。飲み頃のイタリアワインがそこそこの値段です。つい最近、社長の浅野さんが高校のクラスメート(実は隣の教室)という事が判明し、ちょっとだけ宣伝手伝います。
7月21日(金)

フランス料理店『バエレンタル』中央区南1条西8丁目、電話011?632?7810、言わずと知れたひらまつですが、開店当初はランチメニューはありませんでした。現在は3800円と5000円の二つのメニューがあります。油断してグラスワインを頼むと支払いが倍になってしまうものの、昼食なのでアルコール抜きでも良いという方にはお勧めします。ここのチーズはパリ17区のアレオス(Alleosse)から入っており、シェーブルが得意な店らしくマンステールもセック仕立てでお上品です。クミンシードではなくクミンオイルを添えてくれます。三つ星のサービスです。
7月29日(土)

忙しい日でFBO札幌支部例会とスローフードの会の掛け持ちです。支部例会は泡盛セミナー。瑞泉酒造(株)の本田賢一郎氏から泡盛の最新事情の講演があり、2部のテイスティングは札幌・桜本商店の桜本武士氏とのかけあいで泡盛の美味しい飲み方や料理との合わせ方を教えて頂きました。懇親会の会場では皆さん早速教えて頂いた泡盛の飲み方を試しながら、自己流より美味しいと納得されていたようでした。その後4時過ぎのJRで岩見沢まで行き『道産ワインとスローフードの夕べ』に参加です。スローフード協会の知人からのお誘いで、場所は三笠市の山崎ワイナリーのファームイン、道産食材とワインのマリアージュを楽しむというバーベキューパーティーのような会です。しかしスローフードですからビールがありません。(飲みたかった)。その代わり8月発売予定の山崎ワイナリーのシャルドネを味わってきました。酸は穏やかで桃の香りが特徴的で樽香は殆ど感じません。あと数ヶ月経って落ち着くと素晴らしい味わいが期待されます。楽しみです。私は道産チーズのセレクトを頼まれていたので、カチョカバロ、ラクレット等のチーズを持参し、もちろん焼いてパンやジャガイモにかけて食べました。大好評でした。その他の特選素材は瀬棚町から海の幸、清水町からは高級豚肉とソーセージ、パーベキューの達人が次々と焼いてくれる側から参加者の胃袋へ放り込まれ、夜は更けていったのでした。
8月2日(水)

HBCラジオ主催の『本格焼酎&泡盛こだわりセミナー』へ行ってきました。今年は関係者(?)だけの集まりでということでの参加です。まずは昨年同様基調講演から。今年は酒文化研究所の狩野卓也代表取締役の「知ってる?本格焼酎のコト」へえ?のボタンを何度も押したくなるような勉強になるお話でした。その後昨年は飲み会に突入(笑)だったのですが、今年は業界の方のみの参加ということで5種類の焼酎(米、麦、そば、芋、泡盛)の比較テイスティングを行いました。それに料理研究家の坂下美樹さん(坂下美樹さんはチーズサロンのチーズ講座修了生でもあるんですよ!)が考案された焼酎に合うつまみ「ししとうのピリ辛蒸し・ナッツソース」「アボカドとえびの春巻き」とのマリアージュを確認。狩野先生曰く「焼酎には1に辛いもの、2に油物がよく合います」坂下美樹さんは「全く知りませんでした。いつも飲んでいる焼酎に合うものを考えただけです。」さすが自称飲んべえ、ではなく料理研究家です。その後は50種類の焼酎のフリーテイスティング。今回個人的に勉強になったのは壱岐の麦焼酎でした。大分の華やか・さわやか・すっきり麦に慣れていたので、どっしりとした麦が新鮮に感じました。それにしても昼からよく飲んだ?。
8月3日(木)

宮の森にあるル・ミュゼのオーナーシェフ石井誠さんと開店当時から一緒に頑張っていた片岡美穂ソムリエが体調を崩されてしばらく休養をとると聞いて心配していましたが、この度、新しいスタッフが入ったそうです。なんとテルツィーナで、クレッシェンテで、美味しいイタリアワインをサービスしてくれていた福島真理子ソムリエです。クレッシェンテを退職されてイタリア旅行をされていたようですが、フレンチのミュゼに!石井シェフ曰く「毎日がコラボレーション」そうでしょうね?。美穂ちゃん、早く元気になってね。
9月5日(火)

富山へ行ってきました。毎年9月1?3日に有名な風の盆があります。沢山の観光客が集まりますが、家人が10年以上前から通っているので、見どころ聞きどころをじっくり楽しんできました。その後は東岩瀬の『満寿泉』へ寄り、田尻さん『酒商田尻本店』 http://www.tajirisaketen.co.jp/ と世間話を。すると、「これから『勝駒』の清都さんとフランスへ行くんだけど3泊5日でねボルドーとブルゴーニュとシャンパーニュに行くんだー。大変なんだー。休みとれないからねー。」そりゃあ大変でしょうねえ。「きょうの午後の便でね。」え?・・・

富山の自分的味処の紹介

『真酒亭』 富山市桜町2?6ー20、電話076?441?0399 富山駅から県庁へ行く途中にある。店内禁煙。ホームページが詳しい。http://www1.odn.ne.jp/masaketei/

『だいどころ屋』 富山市日の出町4?2、電話076?432?5700 繁華街から少し離れている。メニューは無いらしい。たぶん予算を言って予約すると良いのでしょうが何時も気がつくと周りの人と同じ物が出ています。気がついたら満腹になっています。6000円から7000円位のコースのみと思います。

『白えび亭』 JR富山駅3階、電話076?432?7575 駅ビルの3階トイレの手前。自販機で食券を買うお店ですがダマされたと思って食べて下さい。値段と味のバランスは駅ビル内では最高と思います。http://www.shiroebiya.co.jp/donburi/donburi.html

『蕎麦処丹生庵』 富山市東岩瀬町336、電話076?438?2003 『満寿泉』枡田酒造店の向かい。グラス売りの『満寿泉』と一緒に絶品の蕎麦を。
9月8日(金)

第2回世界利き酒師コンクールの北海道代表選考会が開かれました。全道から21名のエントリーがありましたが、当日は事前の書類審査を通過した6名が出場。一次審査の筆記試験は全員通過しました。2次審査は4種類の日本酒を前に審査員が「外観、香り、味のコメント、及び4タイプ別を言って下さい」とか「ふさわしい提供温度と器は?合わせる料理は?」「提供するにあたりどんな人をターゲットにどんなシーンを設定しますか?」「和食以外でどんなレストランのどんな料理と合わせられますか?」等、質問してゆきます。出場者はそれに答えて行く訳ですが、内容もさることながらプレゼンテーション能力も問われます。見事代表に選ばれたのはホテルニューオータニの工藤規嵩氏でした。そして準優勝はAIR?Gのパーソナリティー、レポーターの花園ゆき氏。お二人ともチーズサロンの利き酒師養成講座で資格を取得し、現在は日本酒利き酒上級クラスに参加されています。チーズサロンの受講生が優勝、準優勝なんて誇らしい限りです!ちなみに第1回のコンクールの北海道代表は中央区南2条西3丁目ティアラビルB1のシャンパンと和食のお店『志おん』のオーナー菅原敏美氏。菅原氏は世界大会で2位の成績を収めました。工藤くん、プレッシャーに負けずに頑張って下さいね。
9月15日(金)

『ツキサップじんぎすかんクラブ』豊平区月寒東3条11丁目(八紘学園農場内)電話011?851?3341、へ行ってきました。地下鉄「福住」駅からタクシーで5分位です。休みの日には予約しておく事をお勧めします。実は父親の仕事の関係で小学校から中学校にかけてすぐ近くに住んでおり、ここが子供の頃の遊び場だったのです。自転車の練習で『じんぎすかんクラブ』への坂道の途中でドブにはまって2、3日ニオイが取れなかったことを思い出します。確かあのポプラの木の根元だった・・・。それはともかく店長の千田さんは協会認定ソムリエでリーズナブル(すごく安い)値段でワインが用意されています。まだワインリストはありませんがガラス張りのワインセラーがレジの前にありますから貼ってある値段を見て選べます。リーデルのグラスがあります。一番下の段にはお宝ワインも時価(!)であります。でも、まずサッポロ生をどうぞ。
9月25日(月)

アンリ・ジャイエ(Henri Jayer)氏 死去のニュースです。フランス食品振興会からのメルマガによればディジョンの病院で癌のため22日に84歳で死去されました。御冥福をお祈り致します。ニューヨーク・タイムスも死去を報じ、その経歴を詳細に紹介しました。また今日の北海道新聞の朝刊にも記事が出ていました。言うまでもありませんが今日のブルゴーニュワインを説明する時には必ず出てくる神様とも言うべき人物でした。本当の伝説になってしまいました。
9月27日(水)

おめでとう!やったね!ついに日本ハムファイターズがパシフィックリーグ、レギュラーシーズン1位を決めました。日本一を目指して頑張ってください!
10月2日(月)

HBCラジオ23:30?の「多恵子の今夜もふたり言」という番組ご存知ですか?この番組のパーソナリティーでもあるHBCアナウンサーの河原多恵子さんはなにを隠そう私のチーズ教室と日本酒利き酒クラスの受講生なのです。そんなご縁でこの度3回目のゲスト出演となりました。今日は4日分の収録です。放送は9日?12日ですがパリーグのプレーオフと重なっているので、最終回はファイターズが勝つと放送が延期?悲しいような嬉しいような…。どうなることやら。
10月9日(日)

壱岐島麦焼酎紀行(10月7?9日)

「美味しい壱岐の麦焼酎を飲みた?い」から始まり、「じゃ、本場へ行こう!」と盛り上がり、スキップ(SKIP)したら島にいた(笑)。博多から乗ったジェットフォイルが着いた郷ノ浦港には旅館の方が迎えに来てくれていて、早速焼酎蔵巡りが始まった。

その前に壱岐の麦焼酎のお勉強を少し。壱岐の麦焼酎は米麹で一次もろみを造り、その後麦を入れて2次もろみを造る。割合は米1:麦2。沖縄の泡盛、鹿児島の芋焼酎、熊本の球磨焼酎と並んで原産地呼称が認められている。麦は現在、島外のものが多いが徐々に壱岐産の麦を増やして行っているそう。蒸留方法は常圧と減圧がある。貯蔵・熟成方法も普通のタンクやかめ仕込みはもちろん、樫樽やシェリー樽を使ったものまでいろいろです。私の好みは常圧蒸留で、貯蔵は樽は使わずタンクかかめで、熟成は3年以上、アルコール度数は25度、いわゆるどっしりとした壱岐麦、いつもながらはっきりした好み!ですねえ。

現在7蔵がそれぞれ個性的な麦焼酎を造っています。

まず最初にお邪魔したのが(株)壱岐の華。

外には巨大なタンクが3、4本あって、ショップの奥の工場も外から見学出来るようガラスで仕切られている。ショップには試飲コーナーが設けてあり、限定品以外のアイテムはすべてテイスティングできる。スタンダードの「壱岐の華」は常圧蒸留でアルコール度数も20度、25度、40度とある。私のお勧めは「初代嘉助」創業100周年を記念してつくられたどっしりした麦だ。爽やかさを求めるなら「風」。樽貯蔵が好きなら「華ラベル」シリーズをどうぞ。

次に訪問したのは壱岐焼酎協業組合。「壱岐っ娘」というブランド名でラベルは長岡秀星が描いた幻想的な女性の顔、ご存知の方も多いでしょう。桑園のジャスコにも置いています。

ここは壱岐に6つあった清酒蔵が合同で始めたいわば協同組合。観光バスが必ず寄るほどの蔵でガイドさんの説明つきで工場見学ができる。組合長の篠崎さんが実に良い方で(というか私達一行の中に酒屋さんがいてこちらの蔵にはコネがあった)普通の観光客は行けない原料処理や1次もろみや2次もろみ造りの行程をじっくりと見せてもらった。

大手蔵だけあって商品のラインアップも楽しめる。「二千年の夢」はアルコール度数が42度もある原酒、「壱岐っ娘デラックス」はシェリー樽で熟成させている。最近、日本酒で注目されている花酵母を使った「なでしこや玉姫」はフルーティーで吟醸酒を思わせるような味わいです。しかし、私のお勧めは「大祖」、これぞ壱岐麦!400年の伝統を十分感じられる逸品なのです。

3つめは猿川(サルコー)伊豆酒造場。

猿川は家族経営の小さな蔵。見学は受け付けてはいませんが、お酒関係の仕事をしているグループの私達は中を見せて頂きました。川をまたいで蔵が建っている(床の隙間から下に流れている川が見えるんです)という現在の建築法では認められないらしいのですが、法律の前から建っていたという大変風情のある建物です。

ここでびっくりしたのは「円円(まろまろ)」という酒。原酒に超音波を与えることによりアルコール分子を均一に分散させ、その1個1個を水の分子で囲みアルコールの吸収と分解の効率を高め、肝臓の負担を軽減したというのです。その超音波熟成酒、肝臓への負担は眼には見えませんが、その名の通り本当にまろやか。アルコールは25度なんですが、ストレートでするすると入ってきました。私のお勧めは「潮騒の詩」約3年程度寝かされた古酒です。アタックは強くはありませんが、2口、3口と飲んでいるとだんだんしみて来て「あ?美味しい」と感じる。じっくり寝かせた麦焼酎ならではの味です。余談ですが、猿川の蔵元ご夫妻は大の裕次郎ファン、小樽の裕次郎記念館にもいらした事があるそうですよ。

4つ目は重家(おもや)酒造、銘柄は「雪州」。

こちらも小さな蔵ですが、徹底して手造りにこだわっています。「木製こしき」桶で米と麦を蒸し上げて、仕込みは「かめ」。蔵の中も昔の道具が目立ち他の蔵とは景色がちょっと違います。それが原因かどうかはわかりませんが、雪州の焼酎はアフタープレーバーにとてもフローラルな感じを受けます。まるで日本酒の純米大吟醸のようなのです。アタックは麦焼酎、アフターは大吟醸、一粒で2度美味しいお酒でした(笑)。

5つ目は玄海酒造、スタンダード銘柄は地名をとって「壱岐」。

私が壱岐行きを決めたきっかけになったのはここの蔵の「壱岐オールド」を飲んだからなのです。大分の麦焼酎に慣れていた私は「壱岐オールド」をブラインドで飲んだ時、まったく何者かわかりませんでした。でも、美味しい。蓋をあけてみれば壱岐麦、というわけで是非その全貌をこの目で見てこの舌で味わってこなければ!と旅立ったわけです。

ここの蔵は自由に見学出来るように蔵の中に順路が設定してありとても親切です。麦焼酎の歴史コーナーもあってちょっとした博物館のようです。テイスティングコーナーは15種類の焼酎が置いてあります。もちろんすべてテイスティングさせて頂きました(笑)。ここの蔵はバラエティーの豊富さ。貯蔵方法もタンク、普通の樽からシェリー樽、かめもあります。熟成も浅いものから古酒まで様々。ここの蔵で是非自分の好みを見つけて下さい。

本当はあと2軒、山の守酒造と天の川酒造へも伺いたかったのですが、残念ながら連休中はお休みのようでした。ま、また行く理由になるからいいっか。

最後にお勧めの宿を1軒。『壱岐島の千年湯平山旅館』 http://www.iki.co.jp/cat4/ です。部屋数は8部屋と小規模ですが、壱岐一番の有名旅館なのでご存知の方も多いかもしれませんね。温泉は鉄分を含んだ食塩泉で全く湯冷めがしないんです。家族露天風呂も2つあります。そして平山旅館の名物女将!バイタリティーがあって、好奇心旺盛、毎日元気でいつも笑顔。最近農業に凝っているそうで、「畑を買いすぎて作業が大変」って笑っていました。朝食には女将の育てた有機無農薬の生野菜サラダが出て、もう体の外から中からピカピカになりました。折角の旅ですから、ホテルではなく地元の人と触れ合える旅館をお薦めしますよ?。壱岐の観光名所も沢山ありますがそれはガイドブックをどうぞ。
10月13日(金)

で、結局ファイターズがソフトバンクに勝って、4日目の放送は今日になりました。ま、いいか。
10月21日(土)

チーズ専門店フェルム・ド・アッシュ 住所は中央区南1条西1丁目、南1条通り北向き小六ビル1階、電話011?590?0777 が昨日オープンしました。オーナーはインターネットで道産チーズ販売を手がけている法貴守さん。ちなみに老舗「いなり寿司の法貴」は彼の実家です。法貴さんとは2年前のラミフロイベント「札幌チーズフェスタ?道産チーズと道産日本酒のマリアージュ」で出会いました。それからというものチーズサロンのチーズ基礎コースはもちろん、チーズアドバイザーコース、チーズとワインのマリアージュ等、チーズ関係のセミナー、イベントには欠かさず参加してくれているのです。今日は本間るみ子さんの開店記念セミナーもあり大盛況でした。品揃えはチーズ輸入商社フェルミエが輸入したチーズを中心に道産チーズや輸入食材もあります。一度覗いてみる価値ありですよ。
11月12日(水)

第5回札幌チーズフェスタ「道産チーズと道産ワインのマリアージュ」

毎年11月11日のチーズの日に行っているこのイベントも5回目になりました。なんと今年の11月11日は土曜日の大安。札幌のホテルはどこもウエディングでいっぱい!というわけで、今年の札幌チーズフェスタは12日(日)に行う事になりました。今回は料飲専門家団体連合会(FBO)とのコラボレーションとなり、会場はノボテル札幌(南10西6、561?1000)白糠酪恵舎代表取締役の井ノ口和良氏にお願いし、最初の1時間は道産チーズの現状と今後についてのお話、残りの1時間は調理前のチーズと調理されたチーズの食べ比べ。「ハレの日のチーズ料理」と題して、新しいチーズの食べ方を提案していただきました。
12月13日(水)

第15回「ブルゴーニュ地方のクリスマスを楽しむ会」が明治記念館でありました。ええ、あの加藤茶が大動脈解離の記者会見をやった所です。400人も集まった大きなパーティでした。正装でフルコースを頂き、すこし疲れますがブルゴーニュワイン飲み放題ということで十分以上に楽しんできました。そこで面白い話がありました。日本中どこでも神社の境内には奉納された日本酒のこも樽が飾ってありますが、ワインの樽を奉納しても良いのではないかと隣の明治神宮の宮司に相談したところ「もちろん結構です」ということでブルゴーニュの名醸蔵から有志を募って実際に樽を送ってもらい、この日(13日)に神宮の参道脇に奉納した樽を2段に飾りつけたそうなのです。上段の真ん中にはロマネ・コンティの樽が鎮座しています。一年間飾り付けているそうなので、機会があったら是非見て下さいね。中身?それは秘密です。

5月2日(月)

な~んとSTV「どさんこワイド」に出演する事になりました。といってもVTR撮りをして私の出番はほんの4分程度との事。そのVTR撮りを行ったのです。企画名は「味のプロが薦めるラーメン店」。誰ですか?笑っているのは!私は「どさんこワイド」スタッフからチーズのプロと認められたらしく、そのチーズのプロならではのお勧めのラーメン店を教えて下さいということなのです(笑)。4分の出演時間のうち2分は私の人物紹介の為、チーズサロンで撮影を行いました。チーズの撮影やら私のインタビューやら、即席で講義風景も撮りました。あとはシュバリエ・デュ・タスト・フロマージュ(フランスチーズ鑑評騎士)を叙任したときの写真やメダル、賞状の撮影等、なんと2時間もかかったんですよ。2分の為に・・・。次はラーメン店へ移動しての撮影です。私は、チーズサロンが入っているビルの1階にある『蘭蘭(らんらん)』をお勧めしました。ここのタンメンが大好きで、月に3回は食べてるかな~。清湯(チンタン)スープといって、鶏ガラしか使わない透明なスープ、脂が少ないのでとてもあっさり、でも旨味はしっかり凝縮しています。麺は珍しい多加水麺を使っています。この麺は打ちたては美味しくなくて、最低でも一週間は熟成が必要だそうです。茹で上がったこの麺は透明感があってきらきら光っているんですよ。スープも透明だから見た目にもとてもきれいです。そこにたっぷりのしゃきしゃき野菜。なんてヘルシー!とんこつの脂ぎっとりラーメンも好きなんですけど、最近ウエスト囲りや健康診断の結果が気になるんですよね~。話は戻って、蘭蘭での撮影も2時間近くかかりました。4分の為に4時間…。昨年11月のボジョレーヌーボー解禁前日にuhb「のりゆきのトークで北海道」という1時間半の生番組にゲスト出演したのですが、考えてみればその方がずっと楽だったような・・・。しかしながら楽しく貴重な体験をさせていただきました。オンエアーが楽しみです。5月10日です。

     

5月8日(日)

皆さん、ゴールデンウイークはどこかへ行かれましたか? 私はどこへも行きませんでしたので、つてを頼って阿寒湖温泉『鶴雅』へ行きました。  http://www.tsuruga.com/ ワイン好きの方かはご存知ですよね~。なんといってもワインリストが凄い!フレンチレストラン顔負けの品揃え、しかも安い。驚く事に酒屋で買うより安いものもあります。

以前大西社長に聞いたところ「ワインは僕の趣味。温泉へ行っても美味しいワインが飲めたらいいな~と思って」その通り!料理は良くても飲みたいお酒がないという旅館が多いですよね。そして、どうしてこんなに安く出しているのか聞いたら「鶴雅は温泉旅館だからワインでもうける気はない。ワインはサービスの一つ」との事。さすが観光カリスマといわれる大西社長だけあります。そんな『鶴雅』に行くなら料理は断然バイキング。いつも部屋食なんだけど・・・、というあなたにもバイキングをお薦めします。和食コーナー、中華コーナー、イタリアンコーナーに分かれて食べきれないほどの料理が並んでいます。各コーナーに料理人がいて暖かいものはその場で調理してくれます。本当に美味しいんです。グラスワインの種類がとても多いので料理とのマリアージュで遊べます、楽しめます。

もちろん小熊さんというソムリエがいるので相談しながらワインリストからボトルを選んでもいいでしょう。でも小熊さんは最近出来た『鄙の座』(全室露天風呂付きの高級旅館)とかけ持ちなので事前に連絡を入れておいた方がいいですよ。そしてデザートはハワイアンコーナー。サラダ、温野菜、果物も豊富、ケーキの種類も多いし、和菓子もあります。全部食べるなんてとっても無理、と思いながらついつい・・・(笑)。今回泊まったお部屋はなんと露天風呂付きのお部屋。『鄙の座』が全室露天風呂付きなので、『鶴雅』にもそのタイプの部屋はないのか? という問い合わせが多かったので、ゴールデンウィークに間に合うよう各階に3部屋づつ改装したのだそうです。そりゃ、もう快適ったらありません。ベランダというよりテラスなんです。もちろん目の前は阿寒湖。浴槽も大きくて足を伸ばして十分入れます。お湯の温度も自由に設定できます。私は出発前ぎりぎりまでお風呂に入っていました。朝風呂がいい!

 雪が降ったりして天気はいまいちでしたが、楽しい温泉旅行でした。そして帰り道エゾシカの群れに出会いました。田舎をドライブしていれば時々はお目にかかるエゾシカですが、私も十数頭の群れを見るのは初めて、感動ものでした。でも皆さんちょっとやせ気味。今年は雪解けが遅かったので、森にはまだえさがないのでしょう。金網の壊れた所から抜け出して路肩の草を食べていました。

   

5月12日(木)

3月あたりからすすきのでは新しいお店がぞくぞくオープンしてますよね。それにソムリエさん達もお店を移ったり、皆さんからご案内を頂いているのですが、なかなか時間がとれなくて行けなかったのですが、今日は手稲の『ジャルダン・ポタシエ・テラニシ』の寺西健雄シェフが開いた『葡萄酒・焼酎「クリュ」』(南3西4中通カミヤビル、電話(011)219ー0916)へ行ってきました。オールドビンテージワインと焼酎のお店で良心的な値付けはワインをそのまま買って帰りたくなります。『クリュ』のお料理はバターやクリームはつかっていません。炭火焼きがメインです。おすすめはアイスランドのイノシシの炭火焼。ワインにも焼酎にも合います。そうそう、今流行のおもしろい梅酒もありますよ。

   

5月14日(土)

地下街のポールタウンを歩いていたら刃物屋の店長Cさんに声を掛けられ一緒に夕食へ行く事になりました。「あなた達ベル・パンチチュールまだ行ってないの~?それはだめよ」 『ベル・パンチチュール』(南3西3、新山ビル3階、電話(011)222ー6533)とはロテル・ド・ロテルのレストラン『モン・プレヴォー』にいた一瀬紀之ソムリエと、マルサの上にあった『モン・レーブ』を閉めた後『ポアソン・ブルー』を営業していた佐々木シェフが3月に始めたお店です。気にはなっていたので早速行く事に。入ってすぐ左手にはウエイティング用かディジェスティフ用と思われるカウンターとソファー席、右手が客席、上品でシックな雰囲気です。料理は炭火焼きフランス料理。奥の席からはオープンキッチンの中も見えます。

   

5月15日(日)

皆さん、安藤ソムリエの『グラン・メール』にお世話になった方はたくさんいるでしょう。その後はどうなっているかご存知ですか?伏見の『ラ・コリネッタ』の小沢シェフが『ウ゛ィネリア・オザワ』(南3西3都ビル5階、電話(011)219ー3128)を開店しています。小沢シェフはイタリアに2年程いた後、新宿のセンチュリー・ハイアットの1階イタリアンの『マキャベリ』を立ち上げ、トスカーナ料理を日本に紹介しました。98年に某有名馬主会社が札幌でイタリア料理店を開店するにあたって堀川氏に呼ばれて『ラ・コリネッタ』のシェフに就任したそうです。中央競馬の札幌開催の間はこの店の2階にはいつも有名騎手が来ていたそうな。昨年12月に都ビルの5階一番奥にヴィネリア(ワインバー)を開店し今日に至っています。実は私も隠れ小沢ファン。伏見まではちょっと遠くて気軽に行けませんでしたが、すすきのならOK。カウンターもあるので、シェフのトスカーナ修業時代の話を聞きながらゆっくりワインと食事を楽しめます。かつての『ラ・コリネッタ』の料理が恋しい方ものぞいてみてはいかがですか?

   

5月18日(水)

わくわくワイン講座終了後、講師の佐藤ソムリエと受講生のTさんとご飯を食べて帰ろうということになり『ブラン』(南6西4、電話(011)513ー4060)新宿通りのホワイトビル1階へ行きました。ワインのおいしい焼き鳥『しろ shiro』(南4西24、電話(011)521ー4060)を成功させた附田氏が今年4月末にすすきのにオープンさせた店です。内装は白を基調として、店内中央の壁一面を占める大きなガラスで仕切られたワインセラーは必見。上品で量の多くはない料理は女性にも安心です。オールドビンテージワインの値付けも良心的で、流行の焼酎もあります。『しろ』にいたスタッフはほとんどこちらに来ているみたいでしたよ。もちろん石川君はそのまま『しろ』で焼き鳥を焼いていて、サービスにはホテルアーサー札幌にいた神さおりソムリエがいます。

   

5月26日(木)

今日はチーズアドバイザーコースの2回目。ゲスト講師は(株)フェルミエの本間るみ子社長です。ラミフロ会員の方は単発受講出来ますので沢山の方がいらしてくださいました。今回のセミナーは昼と夜のダブルヘッターで、しかもテーマを変えて行いました。昼のテーマはイギリスとアイルランド。試食したチーズはアイルランドからはダラス(ウオッシュ、ルブロッション似)、カシェル・ブルー(青カビ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ似)、イギリスからは珍しいブルビが2種類、オールド・ヨークシャー(表皮がワックスに覆われていて組織は真っ白、固めのフレッシュタイプといった印象、フレッシュな酸味とミルクの甘みがよかったです)とミセスベルズ・ブルー(青カビ、自然な薄皮の表皮、組織は柔らかくブルーはあまり入っていないので優しい印象)、それと牛乳製のスモーク・ウェンズリーデイル(スモーキーな感じがウイスキーと合いそうでした)、シングルグロスター(カーペットみたいなしっかりした表皮、しなやかな組織でこくと旨味があります。今はもう脱脂乳で作っていないんでしょうか?)モンゴメリー・チェダー(真空パックのチェダーとは全く違います。サマーセットで3軒しか作っていないトラディショナルチェダー、ちゃんと布に巻かれて熟成されています。フランスで例えればコンテ並みの美味しさです)、 スティルトン(イギリスを代表するブルーチーズです)。アイルランドチーズとイギリスのブルビは皆さん初めてで、本間るみ子さんのお話と共に盛り上がりました。

夜のテーマはスペインとポルトガル、残念ながらポルトガルチーズはフェルミエでも扱いがなくスペインチーズ8種で行いました。まずはマンチェゴ(羊乳、スペインを代表するハードタイプ)、イディアサバル(羊乳、ハード系、スモークタイプ、子羊のレンネット由来の辛みが少し)、バルデオン(牛乳、ブルー、ねっとりした食感で塩味も少し感じられる、楓の葉に包まれて熟成される)、テティージャ(牛乳、その形から尼さんのおっぱいと呼ばれている、しっとりとしてクリーミー、マイルドな味わい)、マオン(メノルカ島で作られる牛乳製の組織のしっかりしたチーズ、塩味も強めで風味が強い)、サンシモン(牛乳、しなやかな組織、スモーク味とミルクの甘みがよくなじんで、コーヒー牛乳のような味わい)、ガローチャ(山羊乳、表皮は自然のカビに覆われている、熟成がしっかりしていて、ナッツの感じも有)、ムルシア・アル・ビノ(山羊乳、熟成中ワインで洗う)。どれもスペインワインとの相性もばっちりで、楽しいセミナーとなりました。

昼の部も夜の部もパワーポイントからの映像を見ながらのセミナーで、まるで現地に行ったような感覚でした。また本のサイン会も行い、皆さん大満足のご様子でした。夜の懇親会は『北○』へ、北海道の郷土料理を堪能して頂きました。

    

5月27日(金)

本間るみ子さんの飛行機が午後だったため、一緒にランチをすることに・・・。いろいろ悩んだ末、私のお気に入りのイタリアン『リストランテ・テルツィーナ』(南2西1、アスカビル2F、電話(011)242ー0808)へお連れしました。たまたま札幌東急デパートの9階催事場で第3回『北のこだわりの味・うまい味』をやっていて、共働学舎から本間社長も旧知の高橋氏が来ていたのでお誘いしました。テルツィーナの小川智司シェフはなんと新得の出身で料理に共働学舎のチーズを積極的に使っています。金賞受賞の『さくら』も形をかえて料理に出てきます。ちなみに堀川シェフはずっと札幌ファクトリーでピザを焼いています。あまりの混雑にピザを食べるのにも予約が必要だとか!? その後東急デパートで十勝野フロマージュの赤部ジュニアにご挨拶された後、無事東京へお戻りになりました。十勝野フロマージュのチーズは近日中に全道のイトー・ヨーカドーで販売予定となっているそうですよ。ファンの方、もう少しお待ちください。その後、春日部のサトー・ココノカドーにも出るかもしれません。「みさえ」が買ってくれれば「しんちゃん」も食べられるでしょうね(笑)。

     

5月28日(土)

今日は酪恵舎の井ノ口さんの主宰する「チーズとワインを楽しむ会」のゲスト講師に呼ばれたのです。テーマは「あなたもなれるチーズソムリエ」。参加者の方は皆、酪恵舎のチーズファンでチーズは食べ慣れている方ばかり。どきどきしながらJR「スーパーおおぞら」に乗って一路白糠へ行きました。待っていてくれたのは井ノ口さんと「北のフードソムリエ」の店長北村貴さん。北のフードソムリエとはヤフーと楽天にショップを持っていて、主に道東の食品を扱っています。ホームページは http://www.food-hokkaido.jp です。

その北村さんの運転で釧路へ向かいました。北村さんは2年前まで東京で働いていらしたそうですが、実家のある浦幌町へ帰り家業を手伝っていらっしゃいます。また私と同じベジタブル&フルーツジュニアマイスター(野菜のソムリエ)でもあり、道中その話でも盛り上がりました。

セミナーは乳種違いの青カビチーズ、脂肪分違いの白カビチーズ、熟成違いの山羊チーズをお出しして、外観や組織、味の違いを見ていきました。酪恵舎が得意としているのはイタリア系の食材としてのチーズ。今回はデザートチーズをお出ししたので皆さん新鮮に感じられたようでした。その後お待ちかねの食事タイム。実は私のセミナーは前座(笑)で、この会の本当の目的は白糠にある茶路めん羊牧場のミルクラムを食べる事だったのです。ミルクラムとはまだ草も食べていない乳飲み子羊の事です。あ~ん、かわいそう・・・、なんですけど最高に美味しい!ちゃんと成仏してもらえるように内蔵から脳みそまで残さず食べました。本当です。 会場は『STAX』という釧路市内のワインバー http://www.marimo.or.jp/~stax/ だったのですが、奥様がとても料理上手でミルクラムを一頭丸ごと余すところなく料理してくれました。 最後にローストされた頭が丸ごと登場。脳みそは既にパイの中身で登場していましたので入っていませんでしたが、やれ頬肉は早い者勝ちだの、目の周りのコラーゲンが肌にいいだの(それは魚じゃなかったか~?)、まあ釧路人の旺盛な食欲には驚くばかりでした。2次会は『カビーネ・マイネ・リーベ』という眺めがとてもよいカフェ・ラウンジへ。ホテルの最上階のバーラウンジのような優雅な雰囲気のお店でした。そしてまたどんどん空いていくワインボトル・・・。お店の雰囲気壊してなかったよな~、ちょっと心配。そして締めはもちろん釧路ラーメン。釧路の人はつぶ(貝)焼きも一緒に食べるそうで、私もそれに倣いました。もう食べられない、飲めない、許して~。

 

  

5月29日(日)

札幌へ帰る途中、白糠の茶路めん羊牧場へ羊を見に行きました。生まれて間もない子羊がたくさんいて、思わず「わ~、ちっちゃい、かわいい~」と言ったら、牧場主の武藤さんが「そうだね~、昨日食べたやつ、あのくらいだったな~」絶句。人間ってわがままな動物ですね。東京はもちろん、札幌の有名フレンチレストランでは武藤さんの羊は超有名です。なかなか手に入りません。ここでなんとワインショップ・エノテカ札幌店2階の『フェスタン・デュ・ノール』のシェフを長らく務めていた石井誠氏に会いました。石井シェフは宮の森ガーデンのすぐ側でフレンチレストラン 『ル・ミュゼー』の開店を準備中で、道産食材をいろいろ探しているようです。『しろ』はもうお辞めになったそうですよ。新しいお店は順調にいけば8月下旬に開店できそうだとか。ホームページがありますので御覧下さい。 http://www.musee-co.com

ちなみに『ル・ミュゼー』のスタッフには片岡美穂ソムリエが入るそうです。美穂ちゃんは『フェスタン・デュ・ノール』を経て今は『ミクニサッポロ』にいます。

   

6月1日(水)

『ワインダイニング左岸』(南2西1、第3広和ビル2階、電話011ー207ー1033)へいらした事がありますか?半年前にオープンしたお店です。脱サラのご主人が始められてシェフはなんと奥様が担当。料理はイタリアンで前菜も量は十分です。メニューの値段もまた魅力的です。ワインリストはお店の名前から想像するようなボルドーワインばかりではなくバランスの良い品揃えが魅力的です。メルシャンの新鶴シャルドネがリストにあるのはここだけかもしれません。とてもアットホームなレストランです。

  

6月6日(月)

八雲の温泉へ行く途中洞爺ウインザーホテルのミシェル・ブラスに寄りました。元ホテルアーサー札幌の安藤ソムリエがそろそろ出勤しているかな~と思ったのですが、ミシェル・ブラスは月曜が定休日で誰も安藤さんの顔は見ていないとの事。しかたがないのでベトナム料理店でランチをしたんですが、あまりの美味しさにびっくり。「ウインザーといえば『ミシェル・ブラス』か『みやま』でしょう」と思っているあなた、次回は是非ベトナム料理をお試しください。

  

6月7日(火)

今日はトワ・ムートンのワイン会に出席。ゲストはパリ・トゥールジャルダンのカーヴィニエ、グラップ林氏。トゥールジャルダンは10年前に食事した事があってその時カーウ゛を案内してくれたのが林さんでした。今回は林さんのセレクションワイン会です。彼が選んだワインはアルザス・リースリング・レゼルウ゛・ペルソネル‘85(クエンツ・バ)、アルザス・リースリング・キュベ・ド・トロワ・エピ‘83(ギュスダヴ・ロレンツ)、モレ・サン・ドニ・タストヴィナージュ‘69(モワラール)、サントネー・クロ・ド・マルト‘69(プーレ・ペール・エ・フィス)、シャトー・グラン・ピュイ・ラコステ‘67(ポイヤック)、シャトー・ル・ボスク‘55(サンテステフ)の6種類。アスザスのオールドヴィンテージはなかなか飲む機会がありませんのでとても楽しかったです。お料理とのマリアージュもばっちり。前菜は洞爺湖産天然チップのマリネとリエット、真狩産ホワイトアスパラのポシェと冷製ポタージュ積丹産海水ウニとキャビア添え、メインは大樹町産のホエー豚をロティ、煮込み、ソーセージと3種の調理法でしかもドンブ産フォアグラ付きでした。因藤シェフさすが、美味しかったです。デザートは赤ワインと香辛料でコンポートしたいちご、チェリー、フランボワーズ、ブルーベリーにオレンジのはちみつのアイスとエピス風味のパンケーキ添え。ボリュームたっぷりで満足満足。林さんの楽しいお話も聞けてあっという間に時間が経ってしまいました。

6月8日(水)

オーストラリアワイン試飲会がありました。ソムリエ協会の会員宛てにも案内されていたので出席された方も多かったのではないでしょうか?札幌センタービルの17階にあるオーストラリア領事館のパブリックスペースで行われたんですが、狭いスペースに人がいっぱい、みんな汗だくでした。リューウィンエステート他、マックウイリアムス、リンデマン、モスウッド、ペンフォールド、ローズマウントエステート、ヤラリッジ、ウィンズクナワラエステート等24のワイナリーからワインが展示試飲されていました。外国人の方も多くインターナショナルな試飲会でしたよ。

  

6月11日(土)

皆さん、野菜のソムリエってご存知ですか?一度は聞いた事があるでしょう。タレントの長谷川理恵さんが資格を取得されたことでも有名になりましたよね。正確にはベジタブル&フルーツマイスターといいます。私も昨年東京へ通ってジュニアの資格をとりましたが、その後札幌でも講習会と試験が行われるようになり、道内の資格取得者もずいぶん増えました。今日は北海道地区会員の初めての懇親会があったのです。ベジタブル&フルーツマイスター協会の懇親会ですからテーブルにはフラワーアレンジメントならぬベジタブルアレンジメントが置かれているという徹底振り。お料理も(いつもは脇役の)野菜と果物が主役(といってもベジタリアン料理ではありません)。メニューを紹介しましょう。

グリーン、ホワイト、紫アスパラです

パプリカのカルパッチョと紫アスパラのサラダ仕立てバーニャカウダソース、ホワイトアスパラのパルミジャーノチーズパン粉焼きタルタルソーズ添え、タラバガニ入りパフリカのムース白身魚包みクリームソーズ、ホタテとパーナ貝のナージュ風ホワイトアスパラとパフリカのグラティネ添え、子羊の香草風味3種のベリーソース、ホワイトアスパラの冷製スープじゅんさい添え、豚バラ肉とブルーベリーの煮込み、牛肉とパプリカの香り炒め、タスマニアロブスターとパプリカのテルミドール風、タスマニアロブスターとアスパラの辛し炒め、豆乳のブランマンジェ、ベリーたっぷりタルト、チーズとパプリカのムース、デザートも入れ全13品でした。アートホテルの料理長さんご苦労さまでした。60名近くが参加した会でしたが、ほとんどが女性で職業は農業、八百屋はもちろん看護士、栄養士、料理講師、レポーター、ライター、アナウンサー、マスコミ関係、普通のOLさんから主婦までほんとうにいろいろな方がいました。皆さん美味しいものへのこだわりは当然ですが、安全、栄養といろいろ考えていらっしゃるようで大変刺激になりました。1つだけ気がついた事、それはワインがなかった事です。う~ん、当然?

  

6月14日(火)

モンテ物産主宰のフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社のワインセミナーへ行ってきました。カンパーニア州、プーリア州、バジリカータ州に畑を持っていて南イタリアではトップクラスのワイナリーです。白はフィアーノやグレコから造られるDOCG、赤はアリアニコから造られるDOCGタウラジが最高ですが、私が結構気に入っているのはファランギーナから造られる白(DOC)です。香りはバナナの皮、白い花のニュアンスがありアロマッティック。味わいは豊かな凝縮感、ミネラルが豊かで良質な酸がワインのバランスをとっています。ウ゛ィオニエに通じる華やかさもあります。機会があったら一度お試しください。

  

6月18日(土)

先日亡くなられた奥野さんの愛弟子といわれている猪俣幸子氏の初夏のワイン会へ行ってきました。猪俣さんはワイン普及への貢献度が認められ、ブルゴーニュのシュヴァリエ・タートヴァン(ワイン鑑評騎士)も叙任されています。その猪俣さんが年に2回初夏と初冬に開催しているワイン会、いつもおしゃれなレストランで行われているのですが、今回は宮の森スクエアで開かれました。教会も併設されていてレストランはブライダル中心、一般のレストランは予約のみ、しかもランチ、ディナー共1日1組しか取らないので、まだ行った事がない方がほとんどでしょう。オープンして間がないので建物もギャラリーみたいでとてもきれいです。“予算が沢山ある時に”1度いらっしゃってはいかがでしょう。北海道神宮の前の通りを上って左手です。消防署の近くで幼稚園の跡地です。

  

6月19日(日)

私は実はワイン会はあまり行かない方なのですが、今月はお誘いが多く今日はプロヴァンサル・キムラのワイン会へ伺いました。今回のワインのプロデュースはトーメンの奥村さんと円ドラの今村店長です。リストはシャンパーニュ・グランクリュ・アイ・ロゼ・ブリュット(ガティノワ)、コンドリュー‘01(アンドレ・ペレ)、シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・アン・ヴィロンド・ブラン‘02(マルク・モレ)、コトー・シャンプノワ・アイ・ルージュ‘02(ガティノワ)、ジュヴレ・シャンベルタン・メ・ファウヴォリット・ヴィエイユ・ヴィーニュ‘00(アラン・ヒュルゲ)、コート・ロティ・コート・ブロンド‘01(ルネ・ロスタン)、ラストー・ヴァン・ド・ナチュレル、トーニー20年(キンタ・ド・ノヴァル)の8種。お料理も美味しくてとってもリーズナブルなワイン会でした。

  

6月20日(月)

定休日が同じのお店の人達って一緒に遊ぶ事が多いんですね~。宮の森ガーデンでジンギスカンパーティーをやるということでお誘いを受けました。その名も誰が呼んだか「月曜定休イケメンシェフの会」。イケメンと聞いたら誘われなくたって行っちゃいますよね~(笑)。私もいそいそお出かけしました。発起人は北3西17のブイヤベースが絶品のお店のシェフと地下鉄円山公園駅の近くで炭火焼きが美味しいビストロKのシェフのお二人。イケメンです。でもお二人とも妻帯者、ビストロKのシェフなんかかわいいお子ちゃまが二人もいらっしゃいます。今回は子供達も一緒なので30人も集まりました。今日いらしていたイケメンシェフはワインと焼き鳥で有名なSのIさん。宮の森でフレンチレストランを開店準備中のIさん。東区の隠れ家的フレンチレストランPのKシェフ。イニシャルトークでちょっと怪しい感じではありますが、グルメな皆さんはどこのレストランのシェフの話かすぐにわかりますよね?

  

6月21日(火)

マスターソムリエ渋谷昭氏はコムシェモア本店とステラプレイス店を掛け持ちで元気な姿を見せてくれていますが、同グループではいよいよワインバーをオープンすることになりました。『ワインバー・アンド・ダイニング宙SORA』南1条西1丁目で中通りに面したビルの1階です。たしか角から3軒目で札幌シャンテの裏になります。本日オープンです。とても混んでました。京王プラザホテル札幌の長沼修司ソムリエは今月いっぱいでホテルを退職予定、今はヒゲをたくわえ来月からはこのSORAで渋いサービスを見せてくれるようです。

そうそう渋いソムリエといえばソムリエ協会北海道支部長の函館の久保有一ソムリエ、今も浪人中ですがお子さん達も皆独立されているので何の心配もなくストレスのない生活をされているようですよ。

  

6月23日(木)

もう恒例になりましたマダム久田の熟成セミナーが行われました。久田早苗氏は念願のパリ店をオープンさせてからは日本へ帰るのは年に数回。「パリ店の完璧なカーウ゛で毎日毎日チーズ達の成長?熟成?の様子を見ていられるのが本当に幸せ~、そして最高の状態で日本へ送って美味しいと言って食べてもらえたら本望。」と目を輝かせていらっしゃいました。今回は帰国に合わせてまた札幌に来て頂きました。そしてなんと欲張って昼と夜で内容を変えてダブルヘッターでセミナーをして頂きました。昼の部は白カビ、青カビ、ハードの熟成。テイスティングアイテムはカマンベール1/2熟成、ブリ・ド・モー2/3熟成、クロミエ完熟。白いカビがどう熟成していくかの段階をよく観察できました。同じチーズにしなかったのは白カビといっても土地、動物の違い、作り方、生乳と殺菌乳の違い等で熟成の方向性が違ってくる。それを正しく導く事の大切さを伝えたかったそうです。う~ん、深い。青カビはブルー・ドーヴェルニュの4ヶ月と7ヶ月。それにお楽しみで珍しいゴーダのブルーもお持ちくださいました。私も初めて食べましたが、ぼろぼろした組織で青カビがピリッとしています。旨味は凝縮していて濃厚、力強い赤ワインか蒸留酒でも十分いける!って感じでした。ハードはコンテ8ヶ月と30ヶ月。皆さん熟成違いのお勉強そっちのけで「コンテの30ヶ月美味しい~」とぽりぽり召し上がっていました(笑)。夜の部はシェーブル、ブルビ、ウオッシュの熟成。テイスティングアイテムはサントモールのアフィネ、ブッシュブラン(サントモールの灰なし)のアフィネ、クラックビドゥのドゥミ・セック、ノルマンドゥ・ブルビ1ヶ月(フレ)と6ヶ月(アフィネ)、リヴァロ、スーマントラン。通常シェーブルは乾燥熟成(セック)させますが、湿気を保たせたまま熟成させるアフィネ、これはとても難しいのですが、マダム久田の熟成チーズはほんとうに良く出来てます。また、私も初めてだったブルビの熟成違い。フレは甘くないリコッタのようで、アフィネは羊乳の個性が十分に発揮されていました。最後は皆さんマダム久田の熟成チーズをお土産にもらってうれしそうでした。

  

6月24日(金)

コミテ・プレニエ・フロマージュで行われるナチュラルチーズコンクールの審査員として帯広へ行ってきました。コミテ・プレニエ・フロマージュって何?という方に少し御説明をいたしましょう。コミテ・プレニエ・フロマージュとはヨーロッパのチーズ関係者による国際交流会議です。今まではヨーロッパの各国が持ち回りで開催していたのですが、今回初めて日本で開催される事になったのです。もちろん誘致にあたって積極的に尽力されたのが共働学舎新得農場の宮嶋望代表。宮嶋氏にはチーズサロンでチーズの官能評価法のセミナーをして頂いていました。そこで官能評価法の受講生の中から私を含め5名が選ばれ審査員として参加して来た訳です。審査会は午前に行われ、最初にプレス関係者の写真撮影があった後は完全非公開。私たち審査員も全く写真を撮るが許されないという徹底ぶり。欧州7カ国から参加された約70名はオブザーバーとしてチーズを評価、実際に審査をしたのは日本人審査員です。各4、5名程度の小さなグループに分かれて、5種類前後のチーズを評価して行きます。私が担当したテーブルは白カビでした。まずは個人で評価し、その後他のメンバーとディスカッションをしてグループの意見として金、銀、銅賞を決めます。全70品目のチーズがありましたがいくつかのグループで重複して評価しているのでその平均をとって最終的な評価が決まります。金賞を受賞したのは共働学舎新得農場(北海道)、ランランファーム(北海道)、清水牧場(長野県)でした。おめでとうございます。午後は味覚、製造、衛生、販売・流通と4つに分かれて分科会があったのですが、こちらはパスして懇意にしている十勝の工房をお邪魔してきました。十勝野フロマージュはアイスクリーム製造も始められて工房も一段と立派になっていました。共働学舎新得農場は交流センターが出来てチーズ製造体験のみならず、なんと食事も出来ます。ランランファームは観光牧場も兼ねているので山羊や羊、馬達と戯れてきました。

チーズの審査で煮詰まった頭がすっかりリフレッシュ出来たのでした。夜はまた帯広へ戻って交流会へ参加しました。ソムリエ協会北海道支部が毎年開催している「北を拓く道産ワインとチーズの夕べ」を兼ねていましたので、知っている人が沢山いました。立食でしたので、あちこちでおしゃべりしているうちにすっかり時間がたってしまい、気がつくとワインもチーズもあまり頂いていなかったような…。ま、いつものことか。

  

6月25日(土)

広島県竹原氏にある「宝寿」「龍勢」の醸造元藤井酒造、藤井善文蔵元を招いての「宝寿を極める」会(於、ホテルニューオータニ札幌)に参加してきました。1863年創業、第1回全国清酒品評会で全国1位となった伝統を守りつつ、進化を続けている蔵元です。日本酒好きの方はご存知でしょう。私も宝寿が大好きで竹原の蔵には何度かお邪魔しています。協賛は私の日本酒の師匠でもある酒本久也氏の酒本商店。“極める”という会の名にふさわしい酒が揃っていました。乾杯は龍勢の吟造り純米うすにごり生原酒と吟造り辛口純米中汲み無濾過生原酒。そして龍勢の飲み比べは純米大吟醸中汲み16BY山田錦50%の酵母違い3種(7号、自家培養、9号)。宝寿はまず純米中汲み2種(16BY八反錦60%601酵母、15BY備前雄町60%701酵母)と酒本久也氏プロデュースの純米吟醸。圧巻は宝寿の飲み比べ、純米大吟醸斗びん取り「しずく」山田錦40%9号酵母のヴィンテージ違い(12、13、14、15BY)。藤井善文蔵元も「今日は蔵にもない宝寿が沢山飲めました。」と言っていたくらい、ワイン会に負けないくらいマニアックな日本酒の会でした(笑)。
  

5月2日(月)

な~んとSTV「どさんこワイド」に出演する事になりました。といってもVTR撮りをして私の出番はほんの4分程度との事。そのVTR撮りを行ったのです。企画名は「味のプロが薦めるラーメン店」。誰ですか?笑っているのは!私は「どさんこワイド」スタッフからチーズのプロと認められたらしく、そのチーズのプロならではのお勧めのラーメン店を教えて下さいということなのです(笑)。4分の出演時間のうち2分は私の人物紹介の為、チーズサロンで撮影を行いました。チーズの撮影やら私のインタビューやら、即席で講義風景も撮りました。あとはシュバリエ・デュ・タスト・フロマージュ(フランスチーズ鑑評騎士)を叙任したときの写真やメダル、賞状の撮影等、なんと2時間もかかったんですよ。2分の為に・・・。次はラーメン店へ移動しての撮影です。私は、チーズサロンが入っているビルの1階にある『蘭蘭(らんらん)』をお勧めしました。ここのタンメンが大好きで、月に3回は食べてるかな~。清湯(チンタン)スープといって、鶏ガラしか使わない透明なスープ、脂が少ないのでとてもあっさり、でも旨味はしっかり凝縮しています。麺は珍しい多加水麺を使っています。この麺は打ちたては美味しくなくて、最低でも一週間は熟成が必要だそうです。茹で上がったこの麺は透明感があってきらきら光っているんですよ。スープも透明だから見た目にもとてもきれいです。そこにたっぷりのしゃきしゃき野菜。なんてヘルシー!とんこつの脂ぎっとりラーメンも好きなんですけど、最近ウエスト囲りや健康診断の結果が気になるんですよね~。話は戻って、蘭蘭での撮影も2時間近くかかりました。4分の為に4時間…。昨年11月のボジョレーヌーボー解禁前日にuhb「のりゆきのトークで北海道」という1時間半の生番組にゲスト出演したのですが、考えてみればその方がずっと楽だったような・・・。しかしながら楽しく貴重な体験をさせていただきました。オンエアーが楽しみです。5月10日です。

     

5月8日(日)

皆さん、ゴールデンウイークはどこかへ行かれましたか? 私はどこへも行きませんでしたので、つてを頼って阿寒湖温泉『鶴雅』へ行きました。  http://www.tsuruga.com/ ワイン好きの方かはご存知ですよね~。なんといってもワインリストが凄い!フレンチレストラン顔負けの品揃え、しかも安い。驚く事に酒屋で買うより安いものもあります。

以前大西社長に聞いたところ「ワインは僕の趣味。温泉へ行っても美味しいワインが飲めたらいいな~と思って」その通り!料理は良くても飲みたいお酒がないという旅館が多いですよね。そして、どうしてこんなに安く出しているのか聞いたら「鶴雅は温泉旅館だからワインでもうける気はない。ワインはサービスの一つ」との事。さすが観光カリスマといわれる大西社長だけあります。そんな『鶴雅』に行くなら料理は断然バイキング。いつも部屋食なんだけど・・・、というあなたにもバイキングをお薦めします。和食コーナー、中華コーナー、イタリアンコーナーに分かれて食べきれないほどの料理が並んでいます。各コーナーに料理人がいて暖かいものはその場で調理してくれます。本当に美味しいんです。グラスワインの種類がとても多いので料理とのマリアージュで遊べます、楽しめます。

(写真は今日のグラスワイン)もちろん小熊さんというソムリエがいるので相談しながらワインリストからボトルを選んでもいいでしょう。でも小熊さんは最近出来た『鄙の座』(全室露天風呂付きの高級旅館)とかけ持ちなので事前に連絡を入れておいた方がいいですよ。そしてデザートはハワイアンコーナー。サラダ、温野菜、果物も豊富、ケーキの種類も多いし、和菓子もあります。全部食べるなんてとっても無理、と思いながらついつい・・・(笑)。今回泊まったお部屋はなんと露天風呂付きのお部屋。『鄙の座』が全室露天風呂付きなので、『鶴雅』にもそのタイプの部屋はないのか? という問い合わせが多かったので、ゴールデンウィークに間に合うよう各階に3部屋づつ改装したのだそうです。そりゃ、もう快適ったらありません。ベランダというよりテラスなんです。もちろん目の前は阿寒湖。浴槽も大きくて足を伸ばして十分入れます。お湯の温度も自由に設定できます。私は出発前ぎりぎりまでお風呂に入っていました。朝風呂がいい!

 雪が降ったりして天気はいまいちでしたが、楽しい温泉旅行でした。そして帰り道エゾシカの群れに出会いました。田舎をドライブしていれば時々はお目にかかるエゾシカですが、私も十数頭の群れを見るのは初めて、感動ものでした。でも皆さんちょっとやせ気味。今年は雪解けが遅かったので、森にはまだえさがないのでしょう。金網の壊れた所から抜け出して路肩の草を食べていました。

   

5月12日(木)

3月あたりからすすきのでは新しいお店がぞくぞくオープンしてますよね。それにソムリエさん達もお店を移ったり、皆さんからご案内を頂いているのですが、なかなか時間がとれなくて行けなかったのですが、今日は手稲の『ジャルダン・ポタシエ・テラニシ』の寺西健雄シェフが開いた『葡萄酒・焼酎「クリュ」』(南3西4中通カミヤビル、電話(011)219ー0916)へ行ってきました。オールドビンテージワインと焼酎のお店で良心的な値付けはワインをそのまま買って帰りたくなります。『クリュ』のお料理はバターやクリームはつかっていません。炭火焼きがメインです。おすすめはアイスランドのイノシシの炭火焼。ワインにも焼酎にも合います。そうそう、今流行のおもしろい梅酒もありますよ。

   

5月14日(土)

地下街のポールタウンを歩いていたら刃物屋の店長Cさんに声を掛けられ一緒に夕食へ行く事になりました。「あなた達ベル・パンチチュールまだ行ってないの~?それはだめよ」 『ベル・パンチチュール』(南3西3、新山ビル3階、電話(011)222ー6533)とはロテル・ド・ロテルのレストラン『モン・プレヴォー』にいた一瀬紀之ソムリエと、マルサの上にあった『モン・レーブ』を閉めた後『ポアソン・ブルー』を営業していた佐々木シェフが3月に始めたお店です。気にはなっていたので早速行く事に。入ってすぐ左手にはウエイティング用かディジェスティフ用と思われるカウンターとソファー席、右手が客席、上品でシックな雰囲気です。料理は炭火焼きフランス料理。奥の席からはオープンキッチンの中も見えます。

   

5月15日(日)

皆さん、安藤ソムリエの『グラン・メール』にお世話になった方はたくさんいるでしょう。その後はどうなっているかご存知ですか?伏見の『ラ・コリネッタ』の小沢シェフが『ウ゛ィネリア・オザワ』(南3西3都ビル5階、電話(011)219ー3128)を開店しています。小沢シェフはイタリアに2年程いた後、新宿のセンチュリー・ハイアットの1階イタリアンの『マキャベリ』を立ち上げ、トスカーナ料理を日本に紹介しました。98年に某有名馬主会社が札幌でイタリア料理店を開店するにあたって堀川氏に呼ばれて『ラ・コリネッタ』のシェフに就任したそうです。中央競馬の札幌開催の間はこの店の2階にはいつも有名騎手が来ていたそうな。昨年12月に都ビルの5階一番奥にヴィネリア(ワインバー)を開店し今日に至っています。実は私も隠れ小沢ファン。伏見まではちょっと遠くて気軽に行けませんでしたが、すすきのならOK。カウンターもあるので、シェフのトスカーナ修業時代の話を聞きながらゆっくりワインと食事を楽しめます。かつての『ラ・コリネッタ』の料理が恋しい方ものぞいてみてはいかがですか?

   

5月18日(水)

わくわくワイン講座終了後、講師の佐藤ソムリエと受講生のTさんとご飯を食べて帰ろうということになり『ブラン』(南6西4、電話(011)513ー4060)新宿通りのホワイトビル1階へ行きました。ワインのおいしい焼き鳥『しろ shiro』(南4西24、電話(011)521ー4060)を成功させた附田氏が今年4月末にすすきのにオープンさせた店です。内装は白を基調として、店内中央の壁一面を占める大きなガラスで仕切られたワインセラーは必見。上品で量の多くはない料理は女性にも安心です。オールドビンテージワインの値付けも良心的で、流行の焼酎もあります。『しろ』にいたスタッフはほとんどこちらに来ているみたいでしたよ。もちろん石川君はそのまま『しろ』で焼き鳥を焼いていて、サービスにはホテルアーサー札幌にいた神さおりソムリエがいます。

   

5月26日(木)

今日はチーズアドバイザーコースの2回目。ゲスト講師は(株)フェルミエの本間るみ子社長です。ラミフロ会員の方は単発受講出来ますので沢山の方がいらしてくださいました。今回のセミナーは昼と夜のダブルヘッターで、しかもテーマを変えて行いました。昼のテーマはイギリスとアイルランド。試食したチーズはアイルランドからはダラス(ウオッシュ、ルブロッション似)、カシェル・ブルー(青カビ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ似)、イギリスからは珍しいブルビが2種類、オールド・ヨークシャー(表皮がワックスに覆われていて組織は真っ白、固めのフレッシュタイプといった印象、フレッシュな酸味とミルクの甘みがよかったです)とミセスベルズ・ブルー(青カビ、自然な薄皮の表皮、組織は柔らかくブルーはあまり入っていないので優しい印象)、それと牛乳製のスモーク・ウェンズリーデイル(スモーキーな感じがウイスキーと合いそうでした)、シングルグロスター(カーペットみたいなしっかりした表皮、しなやかな組織でこくと旨味があります。今はもう脱脂乳で作っていないんでしょうか?)モンゴメリー・チェダー(真空パックのチェダーとは全く違います。サマーセットで3軒しか作っていないトラディショナルチェダー、ちゃんと布に巻かれて熟成されています。フランスで例えればコンテ並みの美味しさです)、 スティルトン(イギリスを代表するブルーチーズです)。アイルランドチーズとイギリスのブルビは皆さん初めてで、本間るみ子さんのお話と共に盛り上がりました。

夜のテーマはスペインとポルトガル、残念ながらポルトガルチーズはフェルミエでも扱いがなくスペインチーズ8種で行いました。まずはマンチェゴ(羊乳、スペインを代表するハードタイプ)、イディアサバル(羊乳、ハード系、スモークタイプ、子羊のレンネット由来の辛みが少し)、バルデオン(牛乳、ブルー、ねっとりした食感で塩味も少し感じられる、楓の葉に包まれて熟成される)、テティージャ(牛乳、その形から尼さんのおっぱいと呼ばれている、しっとりとしてクリーミー、マイルドな味わい)、マオン(メノルカ島で作られる牛乳製の組織のしっかりしたチーズ、塩味も強めで風味が強い)、サンシモン(牛乳、しなやかな組織、スモーク味とミルクの甘みがよくなじんで、コーヒー牛乳のような味わい)、ガローチャ(山羊乳、表皮は自然のカビに覆われている、熟成がしっかりしていて、ナッツの感じも有)、ムルシア・アル・ビノ(山羊乳、熟成中ワインで洗う)。どれもスペインワインとの相性もばっちりで、楽しいセミナーとなりました。

昼の部も夜の部もパワーポイントからの映像を見ながらのセミナーで、まるで現地に行ったような感覚でした。また本のサイン会も行い、皆さん大満足のご様子でした。夜の懇親会は『北○』へ、北海道の郷土料理を堪能して頂きました。

    

5月27日(金)

本間るみ子さんの飛行機が午後だったため、一緒にランチをすることに・・・。いろいろ悩んだ末、私のお気に入りのイタリアン『リストランテ・テルツィーナ』(南2西1、アスカビル2F、電話(011)242ー0808)へお連れしました。たまたま札幌東急デパートの9階催事場で第3回『北のこだわりの味・うまい味』をやっていて、共働学舎から本間社長も旧知の高橋氏が来ていたのでお誘いしました。テルツィーナの小川智司シェフはなんと新得の出身で料理に共働学舎のチーズを積極的に使っています。金賞受賞の『さくら』も形をかえて料理に出てきます。ちなみに堀川シェフはずっと札幌ファクトリーでピザを焼いています。あまりの混雑にピザを食べるのにも予約が必要だとか!? その後東急デパートで十勝野フロマージュの赤部ジュニアにご挨拶された後、無事東京へお戻りになりました。十勝野フロマージュのチーズは近日中に全道のイトー・ヨーカドーで販売予定となっているそうですよ。ファンの方、もう少しお待ちください。その後、春日部のサトー・ココノカドーにも出るかもしれません。「みさえ」が買ってくれれば「しんちゃん」も食べられるでしょうね(笑)。

     

5月28日(土)

今日は酪恵舎の井ノ口さんの主宰する「チーズとワインを楽しむ会」のゲスト講師に呼ばれたのです。テーマは「あなたもなれるチーズソムリエ」。参加者の方は皆、酪恵舎のチーズファンでチーズは食べ慣れている方ばかり。どきどきしながらJR「スーパーおおぞら」に乗って一路白糠へ行きました。待っていてくれたのは井ノ口さんと「北のフードソムリエ」の店長北村貴さん。北のフードソムリエとはヤフーと楽天にショップを持っていて、主に道東の食品を扱っています。ホームページは http://www.food-hokkaido.jp です。

その北村さんの運転で釧路へ向かいました。北村さんは2年前まで東京で働いていらしたそうですが、実家のある浦幌町へ帰り家業を手伝っていらっしゃいます。また私と同じベジタブル&フルーツジュニアマイスター(野菜のソムリエ)でもあり、道中その話でも盛り上がりました。

セミナーは乳種違いの青カビチーズ、脂肪分違いの白カビチーズ、熟成違いの山羊チーズをお出しして、外観や組織、味の違いを見ていきました。酪恵舎が得意としているのはイタリア系の食材としてのチーズ。今回はデザートチーズをお出ししたので皆さん新鮮に感じられたようでした。その後お待ちかねの食事タイム。実は私のセミナーは前座(笑)で、この会の本当の目的は白糠にある茶路めん羊牧場のミルクラムを食べる事だったのです。ミルクラムとはまだ草も食べていない乳飲み子羊の事です。あ~ん、かわいそう・・・、なんですけど最高に美味しい!ちゃんと成仏してもらえるように内蔵から脳みそまで残さず食べました。本当です。 会場は『STAX』という釧路市内のワインバー http://www.marimo.or.jp/~stax/ だったのですが、奥様がとても料理上手でミルクラムを一頭丸ごと余すところなく料理してくれました。 最後にローストされた頭が丸ごと登場。脳みそは既にパイの中身で登場していましたので入っていませんでしたが、やれ頬肉は早い者勝ちだの、目の周りのコラーゲンが肌にいいだの(それは魚じゃなかったか~?)、まあ釧路人の旺盛な食欲には驚くばかりでした。2次会は『カビーネ・マイネ・リーベ』という眺めがとてもよいカフェ・ラウンジへ。ホテルの最上階のバーラウンジのような優雅な雰囲気のお店でした。そしてまたどんどん空いていくワインボトル・・・。お店の雰囲気壊してなかったよな~、ちょっと心配。そして締めはもちろん釧路ラーメン。釧路の人はつぶ(貝)焼きも一緒に食べるそうで、私もそれに倣いました。もう食べられない、飲めない、許して~。

 

  

5月29日(日)

札幌へ帰る途中、白糠の茶路めん羊牧場へ羊を見に行きました。生まれて間もない子羊がたくさんいて、思わず「わ~、ちっちゃい、かわいい~」と言ったら、牧場主の武藤さんが「そうだね~、昨日食べたやつ、あのくらいだったな~」絶句。人間ってわがままな動物ですね。東京はもちろん、札幌の有名フレンチレストランでは武藤さんの羊は超有名です。なかなか手に入りません。ここでなんとワインショップ・エノテカ札幌店2階の『フェスタン・デュ・ノール』のシェフを長らく務めていた石井誠氏に会いました。石井シェフは宮の森ガーデンのすぐ側でフレンチレストラン 『ル・ミュゼー』の開店を準備中で、道産食材をいろいろ探しているようです。『しろ』はもうお辞めになったそうですよ。新しいお店は順調にいけば8月下旬に開店できそうだとか。ホームページがありますので御覧下さい。 http://www.musee-co.com

ちなみに『ル・ミュゼー』のスタッフには片岡美穂ソムリエが入るそうです。美穂ちゃんは『フェスタン・デュ・ノール』を経て今は『ミクニサッポロ』にいます
6月1日(水)

『ワインダイニング左岸』(南2西1、第3広和ビル2階、電話011ー207ー1033)へいらした事がありますか?半年前にオープンしたお店です。脱サラのご主人が始められてシェフはなんと奥様が担当。料理はイタリアンで前菜も量は十分です。メニューの値段もまた魅力的です。ワインリストはお店の名前から想像するようなボルドーワインばかりではなくバランスの良い品揃えが魅力的です。メルシャンの新鶴シャルドネがリストにあるのはここだけかもしれません。とてもアットホームなレストランです。

  

6月6日(月)

八雲の温泉へ行く途中洞爺ウインザーホテルのミシェル・ブラスに寄りました。元ホテルアーサー札幌の安藤ソムリエがそろそろ出勤しているかな~と思ったのですが、ミシェル・ブラスは月曜が定休日で誰も安藤さんの顔は見ていないとの事。しかたがないのでベトナム料理店でランチをしたんですが、あまりの美味しさにびっくり。「ウインザーといえば『ミシェル・ブラス』か『みやま』でしょう」と思っているあなた、次回は是非ベトナム料理をお試しください。

  

6月7日(火)

今日はトワ・ムートンのワイン会に出席。ゲストはパリ・トゥールジャルダンのカーヴィニエ、グラップ林氏。トゥールジャルダンは10年前に食事した事があってその時カーウ゛を案内してくれたのが林さんでした。今回は林さんのセレクションワイン会です。彼が選んだワインはアルザス・リースリング・レゼルウ゛・ペルソネル‘85(クエンツ・バ)、アルザス・リースリング・キュベ・ド・トロワ・エピ‘83(ギュスダヴ・ロレンツ)、モレ・サン・ドニ・タストヴィナージュ‘69(モワラール)、サントネー・クロ・ド・マルト‘69(プーレ・ペール・エ・フィス)、シャトー・グラン・ピュイ・ラコステ‘67(ポイヤック)、シャトー・ル・ボスク‘55(サンテステフ)の6種類。アスザスのオールドヴィンテージはなかなか飲む機会がありませんのでとても楽しかったです。お料理とのマリアージュもばっちり。前菜は洞爺湖産天然チップのマリネとリエット、真狩産ホワイトアスパラのポシェと冷製ポタージュ積丹産海水ウニとキャビア添え、メインは大樹町産のホエー豚をロティ、煮込み、ソーセージと3種の調理法でしかもドンブ産フォアグラ付きでした。因藤シェフさすが、美味しかったです。デザートは赤ワインと香辛料でコンポートしたいちご、チェリー、フランボワーズ、ブルーベリーにオレンジのはちみつのアイスとエピス風味のパンケーキ添え。ボリュームたっぷりで満足満足。林さんの楽しいお話も聞けてあっという間に時間が経ってしまいました。

6月8日(水)

オーストラリアワイン試飲会がありました。ソムリエ協会の会員宛てにも案内されていたので出席された方も多かったのではないでしょうか?札幌センタービルの17階にあるオーストラリア領事館のパブリックスペースで行われたんですが、狭いスペースに人がいっぱい、みんな汗だくでした。リューウィンエステート他、マックウイリアムス、リンデマン、モスウッド、ペンフォールド、ローズマウントエステート、ヤラリッジ、ウィンズクナワラエステート等24のワイナリーからワインが展示試飲されていました。外国人の方も多くインターナショナルな試飲会でしたよ。

  

6月11日(土)

皆さん、野菜のソムリエってご存知ですか?一度は聞いた事があるでしょう。タレントの長谷川理恵さんが資格を取得されたことでも有名になりましたよね。正確にはベジタブル&フルーツマイスターといいます。私も昨年東京へ通ってジュニアの資格をとりましたが、その後札幌でも講習会と試験が行われるようになり、道内の資格取得者もずいぶん増えました。今日は北海道地区会員の初めての懇親会があったのです。ベジタブル&フルーツマイスター協会の懇親会ですからテーブルにはフラワーアレンジメントならぬベジタブルアレンジメントが置かれているという徹底振り。お料理も(いつもは脇役の)野菜と果物が主役(といってもベジタリアン料理ではありません)。メニューを紹介しましょう。

グリーン、ホワイト、紫アスパラです

パプリカのカルパッチョと紫アスパラのサラダ仕立てバーニャカウダソース、ホワイトアスパラのパルミジャーノチーズパン粉焼きタルタルソーズ添え、タラバガニ入りパフリカのムース白身魚包みクリームソーズ、ホタテとパーナ貝のナージュ風ホワイトアスパラとパフリカのグラティネ添え、子羊の香草風味3種のベリーソース、ホワイトアスパラの冷製スープじゅんさい添え、豚バラ肉とブルーベリーの煮込み、牛肉とパプリカの香り炒め、タスマニアロブスターとパプリカのテルミドール風、タスマニアロブスターとアスパラの辛し炒め、豆乳のブランマンジェ、ベリーたっぷりタルト、チーズとパプリカのムース、デザートも入れ全13品でした。アートホテルの料理長さんご苦労さまでした。60名近くが参加した会でしたが、ほとんどが女性で職業は農業、八百屋はもちろん看護士、栄養士、料理講師、レポーター、ライター、アナウンサー、マスコミ関係、普通のOLさんから主婦までほんとうにいろいろな方がいました。皆さん美味しいものへのこだわりは当然ですが、安全、栄養といろいろ考えていらっしゃるようで大変刺激になりました。1つだけ気がついた事、それはワインがなかった事です。う~ん、当然?

  

6月14日(火)

モンテ物産主宰のフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社のワインセミナーへ行ってきました。カンパーニア州、プーリア州、バジリカータ州に畑を持っていて南イタリアではトップクラスのワイナリーです。白はフィアーノやグレコから造られるDOCG、赤はアリアニコから造られるDOCGタウラジが最高ですが、私が結構気に入っているのはファランギーナから造られる白(DOC)です。香りはバナナの皮、白い花のニュアンスがありアロマッティック。味わいは豊かな凝縮感、ミネラルが豊かで良質な酸がワインのバランスをとっています。ウ゛ィオニエに通じる華やかさもあります。機会があったら一度お試しください。

  

6月18日(土)

先日亡くなられた奥野さんの愛弟子といわれている猪俣幸子氏の初夏のワイン会へ行ってきました。猪俣さんはワイン普及への貢献度が認められ、ブルゴーニュのシュヴァリエ・タートヴァン(ワイン鑑評騎士)も叙任されています。その猪俣さんが年に2回初夏と初冬に開催しているワイン会、いつもおしゃれなレストランで行われているのですが、今回は宮の森スクエアで開かれました。教会も併設されていてレストランはブライダル中心、一般のレストランは予約のみ、しかもランチ、ディナー共1日1組しか取らないので、まだ行った事がない方がほとんどでしょう。オープンして間がないので建物もギャラリーみたいでとてもきれいです。“予算が沢山ある時に”1度いらっしゃってはいかがでしょう。北海道神宮の前の通りを上って左手です。消防署の近くで幼稚園の跡地です。

  

6月19日(日)

私は実はワイン会はあまり行かない方なのですが、今月はお誘いが多く今日はプロヴァンサル・キムラのワイン会へ伺いました。今回のワインのプロデュースはトーメンの奥村さんと円ドラの今村店長です。リストはシャンパーニュ・グランクリュ・アイ・ロゼ・ブリュット(ガティノワ)、コンドリュー‘01(アンドレ・ペレ)、シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・アン・ヴィロンド・ブラン‘02(マルク・モレ)、コトー・シャンプノワ・アイ・ルージュ‘02(ガティノワ)、ジュヴレ・シャンベルタン・メ・ファウヴォリット・ヴィエイユ・ヴィーニュ‘00(アラン・ヒュルゲ)、コート・ロティ・コート・ブロンド‘01(ルネ・ロスタン)、ラストー・ヴァン・ド・ナチュレル、トーニー20年(キンタ・ド・ノヴァル)の8種。お料理も美味しくてとってもリーズナブルなワイン会でした。

  

6月20日(月)

定休日が同じのお店の人達って一緒に遊ぶ事が多いんですね~。宮の森ガーデンでジンギスカンパーティーをやるということでお誘いを受けました。その名も誰が呼んだか「月曜定休イケメンシェフの会」。イケメンと聞いたら誘われなくたって行っちゃいますよね~(笑)。私もいそいそお出かけしました。発起人は北3西17のブイヤベースが絶品のお店のシェフと地下鉄円山公園駅の近くで炭火焼きが美味しいビストロKのシェフのお二人。イケメンです。でもお二人とも妻帯者、ビストロKのシェフなんかかわいいお子ちゃまが二人もいらっしゃいます。今回は子供達も一緒なので30人も集まりました。今日いらしていたイケメンシェフはワインと焼き鳥で有名なSのIさん。宮の森でフレンチレストランを開店準備中のIさん。東区の隠れ家的フレンチレストランPのKシェフ。イニシャルトークでちょっと怪しい感じではありますが、グルメな皆さんはどこのレストランのシェフの話かすぐにわかりますよね?

  

6月21日(火)

マスターソムリエ渋谷昭氏はコムシェモア本店とステラプレイス店を掛け持ちで元気な姿を見せてくれていますが、同グループではいよいよワインバーをオープンすることになりました。『ワインバー・アンド・ダイニング宙SORA』南1条西1丁目で中通りに面したビルの1階です。たしか角から3軒目で札幌シャンテの裏になります。本日オープンです。とても混んでました。京王プラザホテル札幌の長沼修司ソムリエは今月いっぱいでホテルを退職予定、今はヒゲをたくわえ来月からはこのSORAで渋いサービスを見せてくれるようです。

そうそう渋いソムリエといえばソムリエ協会北海道支部長の函館の久保有一ソムリエ、今も浪人中ですがお子さん達も皆独立されているので何の心配もなくストレスのない生活をされているようですよ。

  

6月23日(木)

もう恒例になりましたマダム久田の熟成セミナーが行われました。久田早苗氏は念願のパリ店をオープンさせてからは日本へ帰るのは年に数回。「パリ店の完璧なカーウ゛で毎日毎日チーズ達の成長?熟成?の様子を見ていられるのが本当に幸せ~、そして最高の状態で日本へ送って美味しいと言って食べてもらえたら本望。」と目を輝かせていらっしゃいました。今回は帰国に合わせてまた札幌に来て頂きました。そしてなんと欲張って昼と夜で内容を変えてダブルヘッターでセミナーをして頂きました。昼の部は白カビ、青カビ、ハードの熟成。テイスティングアイテムはカマンベール1/2熟成、ブリ・ド・モー2/3熟成、クロミエ完熟。白いカビがどう熟成していくかの段階をよく観察できました。同じチーズにしなかったのは白カビといっても土地、動物の違い、作り方、生乳と殺菌乳の違い等で熟成の方向性が違ってくる。それを正しく導く事の大切さを伝えたかったそうです。う~ん、深い。青カビはブルー・ドーヴェルニュの4ヶ月と7ヶ月。それにお楽しみで珍しいゴーダのブルーもお持ちくださいました。私も初めて食べましたが、ぼろぼろした組織で青カビがピリッとしています。旨味は凝縮していて濃厚、力強い赤ワインか蒸留酒でも十分いける!って感じでした。ハードはコンテ8ヶ月と30ヶ月。皆さん熟成違いのお勉強そっちのけで「コンテの30ヶ月美味しい~」とぽりぽり召し上がっていました(笑)。夜の部はシェーブル、ブルビ、ウオッシュの熟成。テイスティングアイテムはサントモールのアフィネ、ブッシュブラン(サントモールの灰なし)のアフィネ、クラックビドゥのドゥミ・セック、ノルマンドゥ・ブルビ1ヶ月(フレ)と6ヶ月(アフィネ)、リヴァロ、スーマントラン。通常シェーブルは乾燥熟成(セック)させますが、湿気を保たせたまま熟成させるアフィネ、これはとても難しいのですが、マダム久田の熟成チーズはほんとうに良く出来てます。また、私も初めてだったブルビの熟成違い。フレは甘くないリコッタのようで、アフィネは羊乳の個性が十分に発揮されていました。最後は皆さんマダム久田の熟成チーズをお土産にもらってうれしそうでした。

  

6月24日(金)

コミテ・プレニエ・フロマージュで行われるナチュラルチーズコンクールの審査員として帯広へ行ってきました。コミテ・プレニエ・フロマージュって何?という方に少し御説明をいたしましょう。コミテ・プレニエ・フロマージュとはヨーロッパのチーズ関係者による国際交流会議です。今まではヨーロッパの各国が持ち回りで開催していたのですが、今回初めて日本で開催される事になったのです。もちろん誘致にあたって積極的に尽力されたのが共働学舎新得農場の宮嶋望代表。宮嶋氏にはチーズサロンでチーズの官能評価法のセミナーをして頂いていました。そこで官能評価法の受講生の中から私を含め5名が選ばれ審査員として参加して来た訳です。審査会は午前に行われ、最初にプレス関係者の写真撮影があった後は完全非公開。私たち審査員も全く写真を撮るが許されないという徹底ぶり。欧州7カ国から参加された約70名はオブザーバーとしてチーズを評価、実際に審査をしたのは日本人審査員です。各4、5名程度の小さなグループに分かれて、5種類前後のチーズを評価して行きます。私が担当したテーブルは白カビでした。まずは個人で評価し、その後他のメンバーとディスカッションをしてグループの意見として金、銀、銅賞を決めます。全70品目のチーズがありましたがいくつかのグループで重複して評価しているのでその平均をとって最終的な評価が決まります。金賞を受賞したのは共働学舎新得農場(北海道)、ランランファーム(北海道)、清水牧場(長野県)でした。おめでとうございます。午後は味覚、製造、衛生、販売・流通と4つに分かれて分科会があったのですが、こちらはパスして懇意にしている十勝の工房をお邪魔してきました。十勝野フロマージュはアイスクリーム製造も始められて工房も一段と立派になっていました。共働学舎新得農場は交流センターが出来てチーズ製造体験のみならず、なんと食事も出来ます。ランランファームは観光牧場も兼ねているので山羊や羊、馬達と戯れてきました。

チーズの審査で煮詰まった頭がすっかりリフレッシュ出来たのでした。夜はまた帯広へ戻って交流会へ参加しました。ソムリエ協会北海道支部が毎年開催している「北を拓く道産ワインとチーズの夕べ」を兼ねていましたので、知っている人が沢山いました。立食でしたので、あちこちでおしゃべりしているうちにすっかり時間がたってしまい、気がつくとワインもチーズもあまり頂いていなかったような…。ま、いつものことか。

  

6月25日(土)

広島県竹原氏にある「宝寿」「龍勢」の醸造元藤井酒造、藤井善文蔵元を招いての「宝寿を極める」会(於、ホテルニューオータニ札幌)に参加してきました。1863年創業、第1回全国清酒品評会で全国1位となった伝統を守りつつ、進化を続けている蔵元です。日本酒好きの方はご存知でしょう。私も宝寿が大好きで竹原の蔵には何度かお邪魔しています。協賛は私の日本酒の師匠でもある酒本久也氏の酒本商店。“極める”という会の名にふさわしい酒が揃っていました。乾杯は龍勢の吟造り純米うすにごり生原酒と吟造り辛口純米中汲み無濾過生原酒。そして龍勢の飲み比べは純米大吟醸中汲み16BY山田錦50%の酵母違い3種(7号、自家培養、9号)。宝寿はまず純米中汲み2種(16BY八反錦60%601酵母、15BY備前雄町60%701酵母)と酒本久也氏プロデュースの純米吟醸。圧巻は宝寿の飲み比べ、純米大吟醸斗びん取り「しずく」山田錦40%9号酵母のヴィンテージ違い(12、13、14、15BY)。藤井善文蔵元も「今日は蔵にもない宝寿が沢山飲めました。」と言っていたくらい、ワイン会に負けないくらいマニアックな日本酒の会でした(笑)。

2月2日(木)

今日は北見にいます。北見といえば焼き肉!そこで、北見在住の友人たちに「北見で3本の指に入る焼き肉屋、取材お断りの店」に連れて行ってもらう事になりました。

店のたたずまいからして古き良き焼き肉屋の風情。中に入ると右手がカウンター、左手がテーブル席、奥が座敷。もちろん無煙ロースターなんてものはなく、無造作に置かれた七輪。やっぱ炭で焼かなきゃねえ~、期待が高まります。奥の座敷に通されて周りを見ると、山のように積まれた毛布と半透明の見なれたゴミ袋の束が目に入ります。

きっとお客が帰った後のゴミは直接袋に入れて捨てるんだね、それに従業員が遅くなったらこの座敷で寝るのかな~、な~んて思っているうちに地元の友人が来ました。手慣れた手つきで毛布を配ります。「どうするの?これ」「建物がボロで寒いんだよ、それと焼きはじめると1メートル先が煙で見えなくなるから、そうすると頭の上の巨大換気扇が回りはじめる、すると更に寒くなるからね~。」

「げっ!」

次はゴミ袋が配られます。「これはどうするの?」「コート、ジャケット、脱げるものは脱いで中に入れて、しっかり口を縛って。臭いがつくし油も飛ぶからね~」「ぎゃっ!」

毛布もゴミ袋もお客のためだったんだ。北見の焼き肉は塩味が基本。最初に出てきたのはホルモン。まだ焼けてないのにパクパク食べる地元民。

「まだ焼けてないんじゃない?」「半生が美味しいんだよ」「でもこれ一応内臓だし…。」「気にするなら良く焼いて食べたらいいよ」『はい』

名物のもつ煮は10人前はありそうな大きな土鍋で出てきます。具を食べたら残りの煮汁でぞうすいを作ります。

いや~、絶品に美味しい焼き肉屋でしたが、「臭い、煙い、寒い」の3拍子が揃わないと、北見では人気店にはなれないようです。

  

2月4日(金)

広島の酒屋さんのKさんが札幌へ来た。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の中国支部長をされている。私も利き酒師がらみで数年前知り合った。

今回のKさんの目的は旭川の高砂酒造での蔵元体験実習。その帰りに札幌へ寄ったのだ。折角だから何が食べたいか聞いたところ、ジンギスカンということになった。今、東京では空前の(大袈裟?)ジンギスカンブームらしい。北海道ではジンギスカンはタレ、もしくは漬けが主流だが、東京では生ラムが主流で塩で焼いたり、ドレッシングのようなつけダレで食べる事が多いそうだ。

で、今回行ったお店は札幌医大近くの焼き肉ハウス・ケケレ。道産子にはちょっと物足りない?かもしれないが、さっぱり食べられてとても美味しかった。ちなみにKさんは翌日雪祭りを堪能されてお帰りになりました。

  

2月12日(土)

今日は焼酎講座の2回目。本日は焼酎にチーズを合わせてみましたので、ご報告です。全般にハード系は合うといった印象。ブルーチーズは粕取りや泡盛に合うという意見が多かった。ブルーの個性に対抗できるのはやはり個性的なタイプの米焼酎なのだろうか?羊乳はいもと好相性、ブルビの塩味や油っぽさが芋焼酎の栗きんとんのようなふくよかさに包まれて…、結構いける。

今回は白カビやシェーブルはありませんでしたが、是非実験したいものです。

  

2月17日(木)

朝一番の飛行機に乗って、東京経由で米子に向かう。松江で前述2月4日に会ったばかりの広島の酒屋Kさん、友人のYさんと待ち合わせる。観光と日本酒の蔵を2、3件回る予定。

最初に行ったのはルイス・ティファニー庭園美術館。本当は近くに地元で大評判の鰻屋があると聞いて行ったのだが、残念ながら定休日。しかたないので美術館の中のカフェでランチをする。宝石店で有名なティファニー家の長男に生まれながら家業は継がず、芸術家となったルイスの作品が展示されている。ガラス芸術品、特にステンドグラスやアートジュエリー、またアール・ヌーボーのインテリアなど美術館は大変すばらしかった。でも庭園は冬なので緑も花も少なく寂しげでちょっとがっかり。次に小泉八雲記念館へ。なぜギリシャ人のラフカディオ・ハーンが日本へ来て小泉八雲になり、怪談で知られる明治の文豪になったか、わかりやすく紹介してあった。

ホテルへチェックインして國暉酒造へ。ここはKさんの知り合いの蔵元で、仕込み蔵をすみずみまで見学させてもらった。江戸時代に建てられた蔵はまるで時代劇を見ているようで、老舗の風格を感じさせた。その後はもちろん利き酒!私は個人的に西の酒が好きで、それは米の甘みが生きていて、濃くてどっしりしているからなのだが、それは時として切れが悪く、甘だれしてしまう酒があるのも否めない。

ところが、國暉の酒はアタックは米の甘みとふくよかさが広がり、次に濃厚でどっしりした酒質が現れる、その後なんときりっとした辛みがやってきて、アフターは最高に切れがいい。口の中にいつまでも甘みが残っていると、もう一口運ぶまで時間がかかるが、切れがいいからすぐもう一口飲めてしまう。ある意味危険な酒だ!(笑)もちろんお気に入りの1本に加わったのだった。

夜は地元の酒販店で構成されている団体の青年部のみなさんとの宴会。場所は魚一という和食店。皆さんは「宍道湖七珍」をご存じだろうか?宍道湖で季節ごとにとれる魚介のうちスズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミの7種をいうのだそうだ。これらを使った料理は七珍料理といわれ、ご当地名物となっている。というわけで頂いたのはもちろん七珍コース。郷土料理に地元の酒、最高でした。

  

2月18日(金)

あいにくの小雨、でも松江城には行かなくっちゃということになり出発。お堀があってお庭もお城も立派、天守閣からの眺めは最高でした。城マニアがいるのもうなずける。その後、周辺の観光名所を見た後、ランチは讃岐うどん店へ。島根に来たら出雲そばでしょう、それは明日以降のお楽しみ、このうどん店は昨日の宴会にいらしていた青年部の前会長さんが出した店。讃岐うどんに魅せられて、自分でうどんを打つようになり、店まで出してしまったそう。で、お手並み拝見に行ったわけです。今はやりの素うどんにトッピングをのせる方式で、まずまずの味でした。

午後はまたまた蔵訪問。都の花醸造元の原田本店へお邪魔しました。奥様が蔵を案内して下さいました。「建物が古いんで、狭いし作業性も悪くってね~」なんて笑っていらっしゃいましたが、それが老舗の証拠なんです。女が4人集まれば…、まあ、まあ、その後世間話で盛り上がってしまったのでした。それにしても自分が行った事のある蔵って、ほんとに愛着が湧きます。見つけるとつい手が伸びてしまいます。(笑)

その後、KさんとYさんとはお別れして、私は李白酒造へ。実はこれが本来の目的。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の主催する蔵元研修に参加するのです。今日は蔵の方々にご挨拶をして、蔵の中を案内してもらい打ち合わせをしました。実際の作業は明日からになります。そしてメンバーとの顔合わせの懇親会はコーディネーターのAさんの経営する居酒屋一耕で行われました。メンバーは6名プラス関係者が4名、酒好きが集まる宴会です。私あまり飲めないんですよね~、とメンバーで一番若い女性。どのくらい?と聞かれて、「4合ビンだと1本半が限界かな~、2本飲むと寝ますから連れて帰って下さいね~。」だって!十分飲める方だと思うけど…。皆様ご想像通りの恐ろしい宴会となったのでした。

  

2月19日(土)

朝8時から実習開始。李白はまだ造りの真っ最中なので、作業も沢山ありました。麹担当と酒母と造り担当の2グループに分かれて実習です。実習といっても、蔵の方に仕事を教えてもらい、一緒になって働くのです。私は麹担当グループへ。自動連続蒸米機から出てくる蒸米を麹室へ運び、「引き込み」という作業を行います。終わったら昨日種付けしたという麹の「盛り」という作業、そうこうしているうちにまた蒸米があがって、今度は製麹機械での麹作りへ入れます。は~い、さっき「引き込んだ」麹の「床(とこ)もみ」するよ~の声でまた麹室へ。これは蒸米に種麹を振りかけよく混ぜる作業なのですが、種麹がびっしり繁殖した米をふるいに入れて、床の上に広げられた蒸米に振りかけます。極薄緑の麹菌の胞子が霧のように広がり、ゆっくりと蒸米の上に落ちていく様子はちょっと幻想的です。やってみるかい?と言われて、皆で挑戦しましたがふるいを上手に使うのは意外と難しかったです。昔から酒造りは一麹、二もと(酒母)、三造りと言われていて、麹造りは重要な工程です。そこで聞いてみました。この麹は何の酒に使うんですか?「大吟醸の月下独酌だよ。」「それって限定品で四合ビン1本4千円の…?」「そうだよ~、出来上がってまずかったらタンク1本買い上げてもらうからね~。ははは」「げっ!」急にみんな真剣に働きはじめたのでした。もちろんそれまでも真剣でしたが…。

お昼はもう1方の組と合流してお弁当をいただきました。蔵の方が粕汁を作ってくださいました。北海道ではあまりみませんが、酒粕を使ったみそ汁のようなものです。野菜やすり身が沢山入っていて、とてもおいしかったです。

午後は別棟の精米所へ。精米は機械がやりますので作業はなし。米の特徴や精米の方法等詳しい講義を受け、蔵に戻ります。そして、今後は杜氏と一緒に分析室へ行き、酒の分析を行います。その時々で日本酒度、酸度、アミノ酸度、アルコール度などを計るのです。これが理科の実験みたいで結構おもしろいんです。

実は分析室のとなりでは、搾りたての酒がこんこんと出ているところがあって、それが気になってしかたない私達。お見通しの杜氏が、分析なんかやってると眠くなるから、飲んできていいよ~。遠慮なくしっかり頂きましたが、かえって眠くなるんですけど…。

そんな私達を待っていたのが、洗米と浸漬。これが秒単位の作業で神経をとても使う作業なのだが、井戸水がつめたくてそれどころではありません。挫折。でも蔵の人は手を真っ赤にしながらがんばっていました。心血を注いで造った酒とはまさにこのことですね。やっぱり一滴たりとも残せません。

今日の夜は蔵の人たちとの懇親会です。蔵の奥座敷での宴会だったのですが、やはり旧家は違います。庭の造りといい、梁や床など、北海道にはまずないなって感じでした。

蔵の人たちは飲ませ上手で、売るほどありますからいくらでもどうぞ~、な~んて、すっかり上機嫌の私達。調子に乗って、あれを飲みたい、これを飲みたいなんて、高級酒ばかりをリクエストの嵐、なにしに行ったんだか…。で、2次会は昨夜も行った、一耕。もうよく覚えていません。確か名物のあごの焼きをもらって帰って、部屋で飲んだような…、もちろんお茶を…、嘘。

  

2月20日(日)

それなりの二日酔いを上手に隠しながら、今日は昨日の逆を担当、ということで、私は酒母と造りの担当です。

酒母用のタンクに蒸米と麹を運びます。これが結構いい運動?になります。それから仕込みタンクへ移動して、こちらへは米はエアシューターで運ばれてきますので、私達は櫂入れです。これが重いのなんのって、かなりの重労働です。タンクに落ちて亡くなる人がいる、というのも解ります。

李白では花から培養した酵母でお酒を造っています。そのもろみを利き酒させて頂きました。花そのものの香りがするわけではありませんが、個性的な風味で楽しめました。

今日のお昼はそばをリクエスト。やっぱり出雲そばは食べて帰らなきゃ。登場したのは3段重ねの割子そばです。薬味はそれぞれの段に最初からのっていました。1段目にだしを直接かけて頂きます。食べ終わったら1段目に残っただしを2段目に入れ、足りなければ新たに注ぎ足します。で、同じように次を頂き、最後の割子を食べ終わる頃にだしがなくなっているのが上手な食べ方だそう。昼から1杯頂きながらのそばは最高でした。

蔵元体験実習(といってもみなさん信じてくれないかもしれませんが)はこれで終了。東京の方は松江を観光して夕方の飛行機で帰られるとの事でしたが、私はその先の札幌まで帰らなくてはならないので、昼過ぎには失礼しました。李白のみなさん、本当にお世話になりました。これからも日本酒の消費拡大に勤めます!
3月6日(日)

ようやく春らしい日差しとなってきました。散歩がてら近くのラ・サンテへ。

高橋シェフは最近いろいろなチャレンジをしていますが今日はオマールとホタテのオムライス(1600円)を試してみました。もともとはコースを食べた後「何かもう一口欲しいな」というリクエストに応えたアイテムで夜食のイメージだそうですがランチ向きのメニューじゃないですかねえ~。本日の魚料理、肉料理のあとにその他として小さく書いてあります。ワインは何が合うのかな。ブルゴーニュ白で考えるとムルソーかな。シュナン・ブラン(サウ゛ァニエール)でも良さそう。細かくしたオマールの身、フュメした帆立貝柱、空豆それを極く少量のケチャップ味(正直いって気が付かなかった)のライスでまとめ薄焼き卵で包み、まわりにソースアメリケーヌをたっぷりかけて出てきます。・・・しあわせです・・・。

 

3月8日(火)

夜中の突然の電話。良くない知らせだった。あの奥野さんが肺炎で亡くなったのだと酒屋のYさんからの電話だった。つい先日寿屋の店先で会って、腰を痛めたのだとタクシーで帰って行った姿が思い出される。30余年前にワインという言葉だけがあって、実際に見たことのある人なんかいなかった時代に札幌でワインの販売を始めた其の人である。その苦労は並大抵のことではなかった筈であるが、いつも苦労した話を面白可笑しく飲みながら話してくれた。紹介してもらったのは私が札幌へ帰ってからで、すでにノドの腫瘍の手術の後だったがすっかり回復されて元気にテニスをされていた。真っ黒に日焼けした姿で第一印象では年齢不詳だった。札幌葡萄酒会にはいつも主人と参加していたので、たまに都合で一人で出掛けると「おとうさんは一緒じゃないのかい?」とからかわれてたけれど、葡萄酒会でもいろいろな人に引き合わせてもらって、今の仕事をしていく上ではどれだけ助けられているかしれない。チーズ、ワインの教室を始めてからは寿屋さんには、運営の面でもたいへんお世話になっている。たぶんそれは私だけでなく札幌でワイン業界(そんなものがあればの話だが)に関係している人殆どがそうなのだろうから、実質引退していても奥野さんの存在は大きかった。タントの河野さんといい、前支部長の福沢さんといいひとつの時代が終わっていくのを感じずにはいられない。合掌。

 

3月10日(木)

朝いちで東京へ。去年と同じくFOODEXへ。会場は幕張メッセです。今年で3回目ですが毎年見ているとチーズ流通と流行の傾向がわかります。食とワインについても流行があるのですね。チーズのブースは年々少なくなってきており、チーズ王国と野沢組の他は定番のイタリアのパルミジャーノ・レジャーノとグラナパダーノ位で、生産者の出品がいくつかあるのみです。生産者と代理店がしっかり結びついていて流通が確立されているアイテムは今や余分な経費をセーブするためにFOODEXには出てこなくなっています。

『製造するのではなく、自らできるもの』PARMIGIANO REGGIANO…宣伝を頼まれました。正しい理解はこのアドレスで。http://www.parmigiano-reggiano.it 見学予約もできます。

3月11日(金)

翌日は東京ビッグサイトで国際ホテル・レストラン・ショー、厨房設備機器展とスーパーマーケット・トレードショーへ行きました。毎年FOODEXと同時開催です。こちらの展示は現場密着で代理店探しではなく、販売店探しの場所です。このため入場制限があります。(来年行かれる方は背広と会社の名刺を忘れずに)今年はFOODEXよりもチーズに関しては色々な展示がありました。こちらには米国産チーズのブースもあり、なんだか道産チーズのようなものをアメリカ人が買ってもらおうと頑張っているのですが、全部殺菌乳で作っているわけだしナチュラルチーズと言いつつもプロセスのような見かけで、いまのチーズシーンにはちょっと厳しいかなと言う感じです。価格競争力を持ってヨーロッパ風の包装に換えていけば何年後かにはブレークするのかもしれません。

あとはチーズ、ワインは三井物産関連のブースに固まって展示があります。商品内容というよりは販売・展示の提案が中心です。歩き疲れて帰りの飛行機ではぐっすり眠れました。

3月12日(土)

お友達のFご夫妻とその息子さんと私達夫婦と5人で新川にある「鮨一(すしかず)」へ。奥様の全快祝いと息子さんの大学合格祝いを兼ねての食事会。なんと息子さんは東京にある独立行政法人T大学に合格したのだ。おめでとう!その息子さんの同級生のお母さんも知り合いなのだが、いつも「うちの息子は出来が悪くって~」が口癖。その彼も独立行政法人H大に合格。でもお母さんは「うちのばか息子はH大にしか入れない」だって。北海道の人にとってみればH大だって立派な一流大学なんですけどね。上には上がいる恐い話、じゃなくて優秀な若者が沢山出てきて、老後が安心な話(笑)でした。

で、鮨一ですが、これが知る人ぞ知る名店。とにかくネタが超新鮮。でもそれに頼る事なくネタにきっちり仕事がしてある。味付けもいい。そんなに広い店じゃないので、なかなか予約もとれないらしいけど、お勧めの店です。

3月13日(日)

チーズサロンの教室で利き酒師の試験が行われた。10名が受験。3次試験まであるので、13:00~17:00までぶっ通しだ。みんなご苦労様。全員合格だったらいいね。

3月19日(土)

みなさん、世界の3大豚というのをご存じだろうか?スペインのイベリコ豚とイタリアのチンタネーゼ、それに中国の金華豚だ。その金華豚が入荷したとの知らせでラ・サンテへいそいそとお出かけ。調理法はロースト。肉質は柔らか過ぎず、固くなく、味はしっかり豚の風味があるが、くせはない。脂の部分も歯ごたえがあって味がある。どろどろ、ぎとぎとしていないので、余裕で食べられるのだ。世界の美味しいものをご近所で食べられるなんて、なんて素敵なことでしょう。長生きしなくっちゃ!

3月21日(月・祝)

今日はキタラの大ホールで行われたSウインドアンサンブルのコンサートへ行ってきました。発足10周年を迎えた市民バンドです。こちらの指揮者のM氏とは家族ぐるみのおつきあいでワイン飲み仲間。奥様もご主人の影響か「他のアルコールは全くダメだけどワインなら飲める」という体質の持ち主。私も札幌へ戻ってから毎年コンサートへ伺っています。

プログラムは2部制で1部はクラッシック、今回はオリンピック・ファンファーレとテーマ、「蝶々夫人」ファンタジー、バレエ音楽「白鳥の湖」より、が演奏されました。2部は雰囲気を変えて、軽めの音楽です。森の熊さんのラテンアレンジ、山口百恵メドレー、リトルマーメイドメドレー等が印象に残りました。

それ以外で今回すごかったのは、2部が始まる前になんと札幌在住のジャズピアニストで世界中で活躍している「福居良さん」が演奏をして下さったこと! 吹奏楽とジャズ?なんで?とみんな思っているところに福居さんの説明が…。「実は昨日遅くまで飲んでましてね~、偶然ここにいらっしゃる指揮者のMさんと同じ店にいたわけですよ~、で、午前2時頃だったかな~、みんなで盛り上がっていて、今日のこのコンサートの話になったんですよ。そしたらMさんが、福居良さんが来て演奏してくれたら嬉しいな~って。僕も酔っぱらっていたから、よし、じゃあやるか!、なんて約束しちゃったわけで~、いや~、みなさん、お酒には気をつけましょう。」(爆笑)一番ラッキーだったのはもちろん聴きにいっていた私達でした。

おもしろい話はこれでは終わらず、実はもう一つあります。2部からは司会者が入るのですが、今回はなんと現役の国営放送局のアナウンサー! 10周年はやっぱり違うな~って思っていると、そのアナウンサーの方からも説明が…。「実は私、演奏会の司会は初めてで、楽器にもそう明るくありません。では、なぜここにいるかと申しますと、ある団員の方と異業種交流会の飲み会でご一緒しまして、で、ほろ酔いになったところで、コンサートの司会を是非きみにやって欲しいと頼まれまして~、ついOKしてしまったわけです。みなさん、お酒には気をつけましょう。」(再度、爆笑)

こ~んな素敵なウインドアンサンブルのコンサート、来年も楽しみです。演奏の腕前?全日本吹奏楽コンクール札幌地区大会・一般A

編成5年連続「金賞」受賞です。文句なしですよ。

3月22日(火)

モンテ物産が主催するアヴィニョネージ社のワイン講習会へ参加。一昨年とその前年、イタリアのワイナリーを回ってからはすっかりイタリア好きになってしまった私。でも好みはどちらかと言えばピエモンテ、アヴィニョネージはトスカーナだしな~なって思っていたら、がつんとやられてしまいました。その完成度の高い事。サンジョヴェーゼってこんなに美味しかったっけ?素人臭いコメントですが素直にそう思いました。説明を聞いて納得。ワイン造りはぶどう作り、よい畑にはよいぶどうが実るというのは当たり前の話ですよね。アヴィニョネージは独自にアルベレッロ仕立てというぶどうの仕立て方を開発して、その結果非常に良質で凝縮感のあるぶどうを収穫できるようになったのだそうです。普通ぶどうは縦の線と横の線に沿って植えてあって、木と木を結べば四角くなるようにするのが一般的ですが、アルベレッロ仕立てというのは、互い違いにぶどうを植えて行くので、木と木を結ぶ線は三角になります。長年に渡る研究の成果だそうで、ぶどうの木はどこの位置からも等分で、ほかの木をカバーせず、密度もベスト、しかもトラクターが入りやすいというおまけ付き。樹齢6、70年まで育つそうです。皆さんも是非一度味わってみて下さい。

3月24日(木)

今日はモンティー・パイソンで北広島プリンスの大和ソムリエのワイン会です。ワインのアイテムと大和氏のコメントをご紹介しましょう。

シャンパン「ゴネ・メドヴィル シャンパーニュ キュヴェ・テオフィル‘00 特級」全てにおいて綺麗にまとまっていて、きめの細かい泡が印象的 白「ドメーヌ・オート・ボルヌ ヴヴレー・セック‘02」綺麗な酸と、ミネラルのバランスが心地の良いワイン「メゾン・アンリ・ボワイヨ ムルソー1級畑 レ・シャルム‘99」まだまだ若く、開くのに時間がかかりましたが、ワインは変化する飲み物だということを改めて実感できるポテンシャルを秘めた一本 赤「シャトー・オーバージュ・リベラル‘93」程よい熟成感と旨みが、料理との絶妙なマリアージュを示す「ベルナール・ボードリー シノン ラ・グルゾー‘00」是非飲んで頂きたかったシノン、フラン特有の青々としたハーブの香りではなく、今も楽しめてこれからも期待できる、クラシカルでパワフルなワイン「モンティーユ ポマール 1級畑 レ・リュジアン‘87」熟成したポマールを味わう機会はなかなか無いと思いますが、熟成したブルゴーニュはこんなにも美味しい!!と実感できた素晴らしいワイン。そして初回を記念して大和ソムリエから「シャトー・コス・デストゥルネル‘79」1979のサン=テステフでは最高の出来と言っているかたもいるようですが、完全に今が飲みごろのグランヴァン。これにはみんなびっくり!偶然にも‘79年生まれの参加者の方がいて、「私のワイン!」と感激されていました。最後は私からのプレゼントワイン 極甘口「シャトー・スデュイロー ’84」84年はあまり良い年とは言えませんが、偉大な作り手はそんな不作の年でも素晴らしいワインを生産してくれます。最後はやっぱりソーテルヌで締めなきゃね。

3月30日(水)

映画「サイドウエイ」を見にいく。最近あまり映画を見にいくことが無くなり、自宅でワインを飲みながら(居眠りしながら?)ビデオを見ることが多くなりました。JRタワーも、下の階まではよく来るけれど7階のシネコンは今回が初めてです。ワインも主役の映画なので売店ではグラスワインもありました。しかし肝心のピノ・ノアールではなくメルローとカベルネだけというのは納得がいかない。特に映画の中ではメルローをこき下ろしているのにねえ。とは言え映画自体は地味に面白かった。ちゃんとスリリングなシーンもあり、まとめる所はまとめ、続編ができてもおかしくないおわり方で終わるちゃんと出来た映画です。細かい筋は見てのお楽しみですが、ナイーブなワインオタクには主役のマイルスの気持ちが痛いほどよく分かる(同伴者の弁)。ワイン好きにはニヤリとする所も多く、お勧めできます。

4月9日(土)

チーズサロンの日本酒講師もして下さっている酒本久也氏プロデュースの日本酒の会、「洞爺湖温泉銘酒祭り」のスタッフとして参加しました。すっかり洞爺湖温泉に定着したこのイベント、町長さんもご挨拶されて洞爺の春の風物詩となりつつあります。この会の特徴は各蔵から杜氏もしくは蔵元ご自身がいらっしゃるという事。気に入った酒があれば、実際に製造している人からじっくり話を聞きながら利き酒ができます。参加蔵元は三井の寿(福岡)、旭菊(福岡)、杜の蔵(福岡)、庭の鶯(福岡)、扶桑鶴(島根)、天穏(島根)、日置桜(鳥取)、千代むすび(鳥取)、鷹勇(鳥取)、宝寿(広島)、竹鶴(広島)、花垣(福井)るみ子の酒(三重)、鯉川(山形)、羽前白梅(山形)、神亀(埼玉)、喜多の華(福島)、大七(福島)、肥前蔵心(佐賀)、蓬葉(神奈川)、秋鹿(大阪)の21蔵。でも私は3年前からワイン担当です(悲)。実は元々、この会のソムリエを担当していたのがビストロ・トワ・ムートンの東多鶴子ソムリエなんです。チーズサロンのワイン講師もお願いしたり、お店のオープン等いろいろ事情が重なってお手伝いが出来なくなり、それまで利き酒師として蔵元と日本酒コーナーを担当していた私が、一転変身してソムリエとしてワインコーナーを担当する事になったのです。蔵元からこっそり秘蔵酒をもらって「隠れ酒」するのが楽しみだったのに…(笑)。皆様も温泉で湯上がりに一杯!したくなったら、来春は是非洞爺湖温泉へいかがですか?

4月10日(日)

昨日の蔵元とスタッフがそっくり札幌へ移動して、今日は「札幌銘酒祭り」が行われました。札幌の会はワイン抜きの日本酒オンリー、秘蔵酒試飲会や利き酒クイズ、ビンゴ大会や最後に残った日本酒がもらえる蔵元ジャンケン大会などのイベントも盛り沢山です。一人でも多くの方においしい純米酒を広めたい、そして蔵元と消費者が直接触れあうことで、蔵元・酒屋・消費者3層一体(c)sakemoto をすすめ、より良い純米酒を醸すきっかけになれば、という酒本久也氏の熱い思いのこもった酒の会です。

4月13日(水)

今年度から道新文化センターの講師も務める事になりました。今日はチーズ講座です。開催場所はチーズサロンの教室。「チーズのいろは」という講座名ですが、チーズ基礎コースとほぼ同程度の内容です。老若男女14名の受講生の方が集まってくれました。時間帯がちょうどお昼にあたるので、試食タイムが始まったらみんな和気あいあいとして本当に楽しそう。「おいしいチーズとワインとパンがあって最高だね。ちゃんと勉強もできるしね。」と評判も上々。道新文化センターの受講生の方は皆さん人生を楽しむ達人でした。でも、午後から仕事が…、という方もいてワインをあまり飲めず(でも飲んでいいの~?)かわいそうでした(笑)。

4月20日(水)

今日も道新文化センターの講座です。会場はチーズサロンの教室。「本格的に学ぶ利き酒道」というすご~い名前がついてしまいましたが、日本酒アドバイザー養成講座とほぼ同程度の内容です。チーズサロンの日本酒講座に参加されたことのある方はご存知だと思いますが、「飲んで食べて楽しい講座」ではなく、「お勉強色の強い講座」なので、講座の名前をつけていただく時に受講生の方に誤解の無いようそれと分かるように、とお願いしたところ堅いネーミングの講座になってしまったのでした。こちらもチーズ講座同様お昼の時間帯なので、講座の内容も考えると受講生の方が集まってくれるのかどうか少し心配でしたが13名の方が集まってくれました。しかもスーツ姿の男性が意外と多くてちょっと緊張します。私の友人に言わせると「13人も受講生いるの~?昼間から飲みたい人っているんだね~」だって。「だから違うんだってば~、飲み会じゃなくて利き酒なんだってば~」何度説明しても分かってもらえませんでした(笑)。受講生の方にも「もっと飲んで食べて楽しい講座だと思って参加されて、今失敗したな~って思っている方いませんか?」って聞いたところ確かに苦笑いしていた方も数名…。(笑)当てが外れた方すいませんでした。でも是非頑張って最後まで通って下さいね。立派な日本酒オタク、じゃなくて日本酒通になれますよ。

そして、夜はわくわくワイン講座。ミクニのシェフソムリエ佐藤さんが講師です。サービスのプロらしく受講生に楽しんで講義を受けてもらう事を第一に考えています。穏やかで優しい人柄に受講生も安心。佐藤さんのサービスでミクニで懇親会をやろう!と盛り上がりました。

 

4月22日(金)

ラミ・デュ・フロマージュの会員の方にも日本酒の消費者官能検査員を募集させて頂きましたが、6名の立候補者の方と一緒に道産食品独自認証制度の日本酒の官能検査を実施してきました。

「道産食品独自認証制度」とは北海道の食品の安全性や品質を保証する制度で、ハム・ソーセージの認証が既にスタートしています。この度3品目として日本酒の認証が行われました。認証されるには、認証機関(日本酒の場合は穀物検定協会)の商品チェックを経て、専門家と一般消費者の官能検査を受け、それをクリアーしたものが「北海道認証」のマークをつけて商品を販売できます。この度、その一般消費者パネルの官能評価者25名のうち6名をチーズサロンより推薦して欲しいという要請を受け、皆様にお願いをしていました。私は専門家検査員として出品酒5品の官能評価を行いました。ほかの専門家検査員の方は札幌国税局鑑定官室の方、道立食品加工研究センターの方、北海道酒造組合の方、札幌銘酒倶楽部酒塾事務局の方、と私。皆さん男性でもちろん私より年上の方ばかり。ちょっと緊張しましたがいつものマイペースで評価をしきました(笑)。認証酒として認めるかどうかは消費者パネル25名の評価結果と専門家パネル5名の評価結果を踏まえて、専門家5名で協議の上決定されます。今回の5品はすべて認証される事となりました。めでたし、めでたし。今後に向けていろいろ課題も話し合われました。皆さんも是非、道産日本酒を応援してあげて下さいね。道産日本酒がんばれ!最後に検査員として参加して下さったラミフロ会員の皆様、御協力ありがとうございました。

そして夜はラミフロイベント「ブロッチュを食べる会」がありました。フランスのAOCチーズのブロッチュはコルシカ島のホエーフレッシュタイプで、コルシカ出身のナポレオンが後年パリに移り住んだ母の為にこのチーズを作らせた事でも有名です。また1983年に一度AOCに記録されたのですが、ホエーで作られたものをチーズに分類していいかどうかの議論が起って見送られ、98年の取得になったいわく付きのチーズです。

その他のチーズもブロッチュと同じブルビ(羊乳タイプ)で用意しました。ペライユ:春しか扱いのないクリーミーなチーズです。現在AOC申請中。ペキュリーヌ:とっても珍しいブルビのウオッシュです。コルシカ:ブロッチュと同じコルシカのハード系、ミルクの風味が生きています。アベイ・ド・べロック:修道院製の超レアもの、ハード系です。札幌ではまずお目にかかれないチーズばかりですよね。そして今回はブルビに合わせてフランスのブラックチェリージャムを取り寄せました。ブラックチェリージャムといえばオッソ・イラティ(AOCチーズ)。フランスでは定番のマリアージュです。やっぱり6種の中で1番ジャムとの相性がよかったです。ワインはスパークリング、プロバンスロゼ、ルーションの赤。それと特別にマールを用意しました。なぜって?いろいろブロッチュの事を調べていたら地元ではマールをかけて食べるとか…。え~、フレッシュチーズにブランデー?もうやってみるっきゃないでしょう。酒好きの参加者には好評でした。当たり前か(笑)。

4月23日(土)

今年もチーズサロンの教室で児島塾が開催されました。児島塾?なにそれ?という方にご紹介。児島塾とは、日本で最も古く東京で14年もソムリエ協会の受験対策講座を続けている講座です。主催者は児島速人氏。児島速人氏は東京生まれで早稲田大学卒業、日本航空を経て、現在ワインアンドニューライフの代表取締役です。その他(社)日本ソムリエ協会の西関東支部副支部長、米国ワインエデュケーター協会(SWE)理事・日本支部長も務められ、ブルゴーニュ利き酒騎士:シュバリエ・デュ・タートヴァンも叙任されています。主な著作は「空飛ぶソムリエのワインをどうぞ」「ワインミレニアム2000」「わかりやすいワイン・テイスティングガイド」「児島速人CWEワインの教本」など多数。その児島氏がJAL時代「日本の空飛ぶソムリエ第1号」となり、スタートしたのが児島塾。過去14年間で800名を越える合格者を出し、平均合格率は95%以上です。その札幌校が開校されたのが昨年、チーズサロンは教室の提供と事務局を行っています。講義はすべて児島氏が東京からいらして担当されます。東京の第一線で活躍されている方の講義を札幌で聴けるまたとないチャンスです。

また、児島氏はワインの知識が全くない人を合格へ導くプロ。児島氏いわく「ワイン教室へ通っている人は受験講座なんか必要ない、独学で合格できる。ワイン教室へ通っている時間もお金も余裕がない、でも資格が必要。そんな人に児島塾が向いている。」との事。資格は欲しいけど時間もお金も自信もない、な~んてあなた!児島塾へお問い合わせ下さい。

http://www.winnel.co.jp   E-mail  fwkc8479@mb.infoweb.ne.jp

4月24日(日)

昨日の講義に引き続き今日は児島塾のテイスティングの日です。児島塾札幌校では東京校と同じスタイルをとっていますので、毎月1回土曜を講義日(約4時間)、日曜をテイスティング日(約4時間)としています。月1回の土日だけ確実にお休みできれば、毎週通う必要もないので、残業の多い方や遠方からの通学に最適です。万が一欠席されても講義の録音テープや試飲に使われたワインを差し上げますので、受講料が無駄になることもありません。

児島氏のテイスティング手法は実に合理的。いわゆる形容詞を数多く言えば良しとするのではなく、言わなくてはいけないこと、評価しなくてはいけない事にポイントを絞り、短く的確に表現していきます。東京でも大変分かりやすいと定評があります。今日は初回なのでワインのコーポーネントといわれるテイスティングからスタート。これは今後ワインをテイスティングしていく上で必要な味覚をチェックするのです。ベースワイン、ベースワインに糖分を添加したもの、タンニンを添加したもの、酸味を添加したもの、アルコールを添加したもの、この5種類のワインをテイスティングし、それぞれ何が強調されているかを利き分けます。2限目は基本となる白ぶどうから作られる白ワインを6種テイスティング。品種の違いはもちろん、国の違いや気候の違いからもアプローチをしてどこのなんというワインなのかを分かるようにします。3限目は赤ワイン6種。白ワイン同様、基本となるブドウ品種や国、気候の違い、総合的に判断してワインが何かを導く訓練です。

1度に沢山のワインをテイスティングするとわからなくなるのでは?と御心配な方もいるでしょう。しかし、より多くのワインを比較テイスティングする事によって、それぞれのワインの個性が際立ち、その違いをよりはっきり記憶に残す事が出来ます。テイスティングのみを受講している方の中には2次試験対策の方はもちろん、資格保持者のブラッシュアップ、ワインの知識はあるけどどうコメントしていいかわからない、自信がない、という方も参加されていますよ。

 

4月26日(火)

皆様は白糠町にある酪恵舎というチーズ工房をご存じですか?イタリアのピエモンテでチーズ造りを学んだ井ノ口さんという方がやっている工房です。チーズサロンへは時々チーズ工房の方からチーズ試食評価依頼が来るのですが、今回はその酪恵舎さんより官能評価の依頼が来ました。ラミ・デュ・フロマージュのメンバーの方へ官能評価のボランティアスタッフをお願いしたところ16名の方が集まって下さいました。ありがとうございます。

今回送られてきたチーズは7種類。モッツアレラはなかなか良いできばえ。ミルクの風味と酸味のバランスがよくジューシー、最大の特徴である「薄皮」もちゃんと張っていて「陶器のような白さ」もばっちりでした。リコッタはイタリア地方料理研究家のMさんが「私はイタリアでもこんなに美味しいリコッタは食べた事がない」と大絶賛!ミルクの甘みが強く出ていて、まるでお菓子のよう。ふわふわでしっとりとした食感と口溶けの良さも完璧。ただ男性陣からは甘すぎるという意見もありました。スカモルツアはイタリアのモッツアレラとスカモルツアの中間タイプ、フレッシュでもなく熟成感もなくという感じ。熱を加えるとよく溶けて糸を引くのでピッツアやオムレツ等の料理向き。ロビオーラはウオッシュタイプ。独特の風味、ねっとりとした食感、塩味がよく旨味を引き出しています。評価は高かったですが、まだ若いのでは?という意見も聞かれました。トーマはハード系ですが朝のチーズです。サンドウィッチや朝食ハムと一緒に食べると最高。穏やかなミルクの風味、口溶けもよく後味には旨味も感じます。ワインを食べる事を前提に考えていた方からは、個性がなさ過ぎるのでは?という意見が出されていましたが、実はコンセプトが朝のチーズと聞いて納得。これ小さな子供に食べさせたらいいんじゃない?、という提案まで飛び出しました。テネレッロはイタリアのDOPであるブラテネーロをお手本に作られています。さわやかな酸味を刺激味が特徴。これは特徴である酸味が好きな人と嫌いな人、好みが別れたところでした。評価が低かった人も「でもワインと一緒ならいけるかも…。」という意見。嫌いなチーズでもどうすれば美味しく食べられるかを考える事ができるなんて、さすが皆さんチーズ好きの風上にいる人達ですね(笑)。最後はモンヴィーゾ。こちらはイタリアのDOPブラドゥーロがお手本。1年半以上熟成させているので栗のようなほくほくした食感、深い旨味、力強いチーズです。ワインのつまみに、塩味が強いと感じる人はおろしてパスタにかけても、削ってカルパッチョにかけてもOKです。バラエティ豊かな酪恵舎のチーズ。皆さんも是非一度お試し下さい。

 

4月28日(木)

今日はチーズアドバイザーコースの1回目、共働学舎新得農場代表の宮嶋氏による「チーズの製造」です。ラミ・デュ・フロマージュのセミナーとしても開放していますので、会員の方も参加してくださいました。当日の朝搾ったミルクを殺菌して乳酸菌を添加された状態で持って来て下さいました。それをセミナーが始まるまで38℃で保管。38℃というのは牛の体温なんですね。2時間という短いセミナー時間なのでまずはレンネット(凝乳酵素)を添加。ミルク固まるまでの間にチーズの製造法を詳しく説明して頂きました。ミルクがだんだんと固まって行く様子は綿毛のように見える事からフェザリングと呼ばれます。すこし進んで個体へ変わる時をプリーズタイムといいます。それを実際に観察し出来上がったカード(凝乳)を試食。プリンのようになめらかで柔らかくて、なによりすごく甘いんです。カードの試食なんて製造現場でしか出来ない事、皆さん感激してました。そのカードをカッティングし乳清(ホエー)を抜いて行きます。なんだか理科の実験みたいで、皆さんとっても楽しそうでした。出来上がったフレッシュチーズも試食。カードの時より甘さがない!なぜ?甘さの元は乳糖、乳糖はチーズにはほとんど残らずホエーへ移行します。じゃ、ホエー飲んでみる?う~ん、なるほど。百聞は一見にしかず!講義ばかりでよくわからなかったチーズの製造を自分の目で見て自分の手でやってみる。しかもテーブルで…。2時間じゃ熟成は無理だけど、楽しいセミナーとなりました。

1月1日(元旦)

皆様、明けましておめでとうございます。

今年はがんばってダイアリーもちゃんと更新したいと思いますので、
見捨てずにお願いします。昨年暮れに道産チーズ工房の次世代を
担う方々の集まりに出席する機会があり、
その会に出席していた某工房の担い手さんの言葉が
いまだに心に残っていますので、新年の御挨拶にしたいと思います。

「私は異業種からチーズ業界に入りましたが、
最初に思ったことはこれだけ工房も増えているのだから、
きっと業界もまとまりがあり成熟していて
私のする事などあるのだろうか?ということでした。

しかし、実際は意外とお山の大将が多く、
また、あそこのチーズはまずい、工房が汚い、
作っている人が悪い等、相手を知りもしないのに
そんな事を言っている人もいる。

それじゃあと思ってそこのチーズを食べてみる

。美味しいじゃん。

工房に行ってみる。

きれいじゃん。

作っている人に会ってみる。

一生懸命な良い人じゃん。

その時思いました。正しい競争をしようよ。

その上で横のつながりをもっと密にして、信頼関係を築いて、
一緒に業界を成長させようよ。私たちの子供たちに引き渡すまで…。」

ジーンと来ちゃいました。

みなさんの心にもなにか感じるものがありましたか?

がんばれ!北海道のチーズ工房!

がんばれ!ファイターズ!

がんばれ!コンサドーレ!

  

1月10日(月・祝)

今日は登別にある某大型温泉ホテルに行きました。

覆面での料理モニターのお仕事です。

同行してくれたのは奥様でもありながら
中国茶の先生もしているYさん。

結構遊び人(良い意味で)なので、
モニターのお仕事を手伝ってもらいました。

しかしながら、ホテルまでの連絡バスが1時間半も遅れ、
吹きっさらしの札幌駅北口で待たされた私はもちろん機嫌が悪く、
着いて早々責任者に説明を求めました。

副支配人が出て来て、誠意ある応対をしてくれたので、一応納得。
で、料理は…、私はバイキングが担当だったのですが、

味はそう悪くはないんだけど、見た目、盛りつけ
、調理法などに手を抜き過ぎって印象でした。

お金をかけなくても工夫できる事沢山あるよって、
今月末のモニター会で発表して来ようと思っています。

  

1月12日(水)

今日はワイン教室の5回目、スペインとポルトガルがテーマ。

今日初めて飲んだワインがとても美味しかったのでご紹介します。

ラフィットがポルトガルでやっているワイナリーです。

名前はキンタ・ド・カルモ、お値段は¥3,500円くらい。

ポルトガルのワインは久しく飲んでいなかったので、
ちょっと感激しました。

色は深いルビーでフルボディ、でも味は濃すぎなくて果実味もあり、
バランスはいいって感じでした。ロビンソンの
地下2階のグランヴァンセラーで買いました。

今もあるかも?ないかも?丹羽ソムリエにお伺いください。

  

1月18日(火)

酒屋のYさんと一緒にモンテ物産の内覧会に行ってきました。

東京でモンテ物産のイタリア塾に通っていた私としては、
「やっぱり安くて美味しいワインを揃えているな~」といった印象。

イタリアファンを広げる努力をしつつ、コアなファンにも応えるモンテのワイン

。私の一押しはラ・スピネッタ、ちょっと高いけど、裏切りませんよ。

  

1月20日(木)

ソムリエ協会の例会へ出席。テーマは長野県原産地呼称ワインについて。

いずれソムリエ協会のホームページ(リンク集からどうぞ)に
内容報告がアップされるでしょうから詳細は書きませんが、
康夫ちゃんが知事だからここまで出来たんだろうな~。

北海道の認証制度はどうなるのかな~。

ま、ワインは今のところ対象になっていないので、
今のうちに他県の制度を検証してその日に備えないとね。

  

1月22日(土)

今日から焼酎講座がスタートしました。

講師の松岡氏の得意分野はマリアージュ。

ご自身でかりんとうとさつま揚げを買って来て、
受講生にどれと合うか、合わないかを実験させ、
黒糖焼酎と芋焼酎に本当に合うかを検証。

みんなもおもしろそうに実験していました。

ほとんどの方が4月9日(土)の
焼酎アドバイザー認定試験を受ける予定。がんばれ!

  

1月23日(日)

朝5時起き、昨夜から降り続いた雪がかなり積もっていましたが、
千歳はそんなに降らなかったみたい。

初便で東京へ向かい山梨県勝沼町へ。

甲州種に興味を持ち、昨年8月末にも勝沼を訪れたのですが
、どうしても冬に来てみたくてやってきました

。勝沼の御三家といえば「勝沼醸造」(カツヌマワイナリー)、
「中央葡萄酒」(グレイスワイナリー)、「丸藤葡萄酒工業」(ルバイヤート)ですが、
前回行けなかった中央葡萄酒を午後から訪問。

畑で印象に残ったのは一文字短梢仕立て、
棚で栽培することが圧倒的に多い甲州種ですが、
X仕立てより簡単で、効率よく収量制限も
出来るとのことで取り入れているところも多いようです。

出来上がったワインはとてもエレガント、
繊細できれいでこれが甲州?(失礼)。

また新たな甲州の一面を見せてもらいました。

その後、昨年に引き続き勝沼醸造にお邪魔しました。

昨年お邪魔した時に、勝醸のワインに圧倒され、
直営のレストラン「風」でノックアウトされた私。
(注:風はローストビーフ専門店で私の1番の好物はローストビーフなんです

)昨年札幌を訪れた有賀社長に毛ガニを食べてもらい、
風のローストビーフに真っ向勝負を挑んだ経緯もあります。

そんな事はどうでもいいのですが、
問題は勝沼醸造のワインです。

有賀社長「これ飲んでみて…」
私「ソービニヨン・ブランも作ってるんですか?」
社長「(にやにやして)なに言ってるの~、甲州だよ~。」
私「え~?これ?ニューワールドのソービニヨン・ブランかと思った~。」

勝醸は甲州からスパークリング、辛口、
そしてデザートワインまで造っているのです。

ここはロワールか?

ご存知の方も多いかと思いますが、
甲州にはソービニヨン・ブランと同じ香り成分が
含まれるという研究発表があります。
それを見事に引き出しているのが、
勝醸のワインなのです。

夜の泊まりは町営の「ブドウの丘」。

地下のカーブでは地元のワイン180種がテイスティングできます。

支配人の川合さんもマネージャーの山西さんも北海道のキロロリゾート出身です。

レストランでは郷土料理もメニューにありバラエティ豊か、
地元産のワインもグラスで30種近く用意されています。

そしてなにより嬉しいのが温泉!大浴場も景観がよくお勧めですが、
なんと言ってもびっくりなのが、部屋に100%原泉を引いている事。

ユニットバスではありますが、絶対部屋のお風呂に入るべきです。

  

1月24日(月)

午前中にブドウの丘の川合支配人と山西マネージャーと
一緒に若き醸造家のワイナリー「麻屋葡萄酒」「ダイヤモンド酒造」
「山梨ワイン醸造」を訪問。「麻屋葡萄酒」はグレイスの向かいにあります。

9種類のテイスティングをしました。

もともとは土産物のOEMのワイン造りが多かったので
最近までは注目されてはいませんでしたが、
02年甲州シュールリーのすばらしい出来で一気に表舞台に出てきました。

いま飲むとキャンディのような香りがありながら熟成感が出ていて、
そのうえ旨味があって絶品です。

残念なことに売切れで、同じニュアンスが03年にも感じられるので、
今のうちに買っておいて来年以降にとっておくしかないでしょう。

甲州樽発酵、シャルドネともに上品な樽香が感じられ作り手のセンスが光ります。

カベルネは城の平のすぐ横に畑があるので、
風の通り道で湿気が溜まりにくく良いブドウがとれるそうです。

そのためか色素の抽出が良く、細かいタンニンの舌触りも良好です。

MLFはしていないようです。甲斐ノアールはタンニンが強めですが
他の作り手のものと比較して香りは柔らか目に感じました。

つぎに「ダイヤモンド酒造」へ。

ここは知る人ぞ知るワインビネガーもつくっています。

これを読んでくれているあなたも絶対に食べているはずですよ。

某有名ブランドのソースにも入っているそうですから。

それに帝国ホテル御用達でもあるそうです。

それはさておき、醸造責任者の雨宮氏はしばらく
サウ゛ィニー・レ・ボーヌのシモン・ビーズで働いていたためか、
情熱的なしゃべりかたは、まるで日本語の上手なフランス人のような印象です。

6種類のテイスティングをしました。

02年の甲州樽発酵はコンクールの入賞ワインで、
現在はややカラメルを感じます。

次には樽の使い方を色々と変えて作った試作の甲州種のワイン。

まだ樽に入っているメルローを試す。

最後はマスカットベリーAの樽発酵。

現在は甲州種に合った樽をブルゴーニュ時代の樽工場の知合いから
買付けて試用し良い手応えを感じているようです。

これからの勝沼を背負っていくような気がします。

ひき続き近くの「山梨ワイン醸造」へ。

創業は昭和7年だそうです。

試飲室の横には資料室があってここは見どころです。

醸造設備は清潔で、年期の入った木造の蔵は隅々まで手が入っています。

すぐ近くには自家農園があり、シャルドネ、
カベルネソービニヨンのU字型の枝の誘導はなるほどな~と思わせる。

甘口のピオーネ、珍しいアジロンダック、もちろん甲州もありますが、
カベルネの味の深さはここにも世代交代の波が押し寄せて来ていることを実感させます。

作っているひとの顔が見える味わいです。で、ランチは「風」で。
やっぱりここのローストビーフは美味しい。

甲州樽醗酵とのマリアージュは絶妙です。

午後からはメルシャン勝沼ワイナリーへ行きました。

お目当ては博物館とお買い物。博物館は明治時代に使っていた
蔵をそのまま残しているものです。

日本酒作りもワイン作りも当時はそれほど変わらなかったんだ、
という印象を受けました。

お買い物のメインは
「桔梗が原メルローと城の平カベルネ」。

それぞれ単体ではいいお値段で出ていますが、
狙い目はこれらがブレンドされているワイン。
いろいろいわく付きのワインですが、
97年と99年が出ていて、コストパフォーマンスいいですよ~。

¥5,000くらいです。折角ここまで来たんだからと長野まで足を伸ばす。

夜は塩尻泊。

  

1月25日(火)



最初に行ったのは「井筒ワイン」。

塩尻駅からタクシーに乗り桔梗ケ原の交差点を過ぎたらすぐの右手にある。

13種類のテイスティングをした。ここのメインは原産地呼称ワインで、
順に桔梗ケ原シャルドネと奈良井川シャルドネの違いを比較、
セミヨン、ピノブランのクリアーな風味が印象的であった。

メルローは言うまでもなく、カベルネフラン、
カベルネソービニオンのキャラクターはよく出ており、
シャトーイズツ98年の熟成感は素晴らしい。

マスカットベリーAの樽熟は最新のトレンドの味わいがあり、
SO2を極力減らした造りは納得できる。

個人的にはもう少しSO2を多くしても、
長期熟成の可能性を追求してほしいかなというところ。

次にお向かいの「五一わいん」へ。

ここは畑が素晴らしい。

社長自ら、試行錯誤を重ねて完成した畑を案内してもらった。

リチャードスマート博士直伝の東西に伸びるスマート・マイヨルガーシステムの棚は必見である。

これがシャルドネなんて…。

雪が積もった畑を見ながら最近の当地の
(地球温暖化の影響で)気温上昇の具合も伺えてたいへん充実した訪問であった。

そして、折角長野まできたんだからと、
無謀な事に「小布施ワイナリー」へ。

小布施は大雪だった。50センチ以上の積雪ではないだろうか。
雪深いからちょっとだけ畑を見るだけでもと聞くと、
「雪ですけどねー行ってみますか」と自家用車に案内されてどんどん山の上に。

「?」畑はすぐ横にあるだろうと思ったのだが、
「松川の扇状地のね上の方なんですよ、
工業団地みたいなところの上でね」と町を一望するところであった。

帰り道すぐ下のメルシャンの北信シャルドネの畑のところで
車の前を突然カモシカの夫婦?が横切った。

あまりの大雪で里に降りてきたものらしい。

滅多に見れるものではないらしい。

さて、セラーに戻って見学となったが、
ここで初めて生産量の少なさに気がついた。

色々なチャレンジを行っているためもあるけれど、
これだけ注目されながら市販のワインの1ロットは1樽なのだ。

だからあっという間に売り切れとなってしまう。

どんどん畑を拡張してくれないと私たちのところまで
回ってくれないだろう。将来に期待したい。

この日は小布施温泉泊り。

シーズンオフなので他の旅館は全部休業中であった。



  

1月26日(水)

長野新幹線であっという間に東京へ。
羽田第二ターミナルはすごい。





どこかに一茂が泳いでるかも。

飛行機に飛び乗り夕方よりワイン講座6回目です。

4月3日(土)

昨日でフェルミエのペルプは終了したが、午前、田崎先生に御挨拶がてら三越へ行く。

相変わらずワインセミナーは好評のようだ。

催事にはあの石鍋シェフプロデュースのベトナムアリスというレストランも出店されていた。

前から気になっていたのでここでランチ。美味しい!

エスニック好きの私を十分満足させてくれた。

札幌にもあるといいのに…。

夜は洞爺湖温泉へ移動、洞爺湖銘酒祭りのお手伝い。

催事のため札幌へ来ていた本間るみ子さんをお誘いしたら、

義理のご両親と娘さんといらしてくださった。「るみ子の酒」の蔵元さんや、

ソムリエ協会北海道支部の久保支部長をご紹介した。楽しんでもらえたかな~。

本当は日本酒ブースを担当したかったが、ワインブースにソムリエが必要とのことで、そちらに回される。

4月4日(日)





昨日のイベントに参加された蔵元さん達と一緒に札幌へ移動。

今日は京王プラザで札幌銘酒祭りだ。

今日はワインブースはないので、
私も日本酒ブースを手伝う。200名以上のお客様が集まり、
イベントも好評で大変盛り上がる。

焼酎に押され気味の日本酒だがこんなにファンがいるなら大丈夫。

2日間に渡ったイベントのお疲れさん会は朝まで続いた。蔵元さん達はすごくタフだ。

でも、これが一番疲れたかも…。
4月5日(月)

皆さんハバナという店をご存知だろうか?

サルサを踊る人ならよく知っているだろう。

実はここのオーナーの梶原さんはかなりの日本酒通。

以前はよく日本酒の勉強会も開いていた。

今日はこちらの「扶桑鶴を飲む会」に参加。

島根の鮎も取り寄せて楽しむ。

日本人で良かったと思うひととき。
4月10日(土)

 



今日はワイン会へ出席。

DRCが造ったオート・コート・ド・ニュイ(‘98、’99)と
ボーヌ・ロマネを飲む。
 

4月13日(火)

道産ワイン懇談会とソムリエ協会北海道支部共催の「道産ワインの夕べ」に参加。

大手、中堅7社がブースを出していた。

北海道新聞の「気になるトレンド」という記事にも書かせてもらったが、

道産ワインはかなりレベルが上がって来ている。

ブティックワイナリーと言われるような
小規模醸造所のワインも侮れない。

ぜひ一度お試しを。
 

4月15日

北海道国税局主催の道産日本酒利き酒会へ行く。

利き酒クイズはもちろん満点。

3種の日本酒のアルコールの高低を問うものと、

3種の日本酒の甘辛を問うもの、最後が4種の日本酒を普通酒、
純米、本醸造、吟醸と利き分けるもの。

最後の問題は北海道の日本酒の特性を知らないと間違う人も多いだろう。

別室にて行われる宴会(?)では純米酒を中心に利き酒をして来た。
えへへ。

北海道の純米はあっさりしているとの評価が多いが、
なかなか飲み応えのあるものも増えて来た。

個人的にはワインに似ず、焼酎に似ず、
米の甘みを十分に生かしたコクのある、
どっしりした日本酒が好きですねえ。
 

4月17日

今日はベジタブル&フルーツマイスター協会のジュニアマイスター
(いわゆる野菜のソムリエってやつ)の講義を受けに行く。

東京だ!

これで堂々と東京へ遊びに、
じゃなくて勉強しに行ける。

タレントの長谷川理恵のようにジュニアマイスターに合格して
北海道マラソンで走るのが私の夢…、な訳がない。

私は一緒に飲みに行った人はご存知と思うが、野菜・果物は嫌いだし、
スポーツもしない。受講の動機は長生きしたいからなんとか野菜と果物を好きになりたい、
不純かもしれないが…。今日の講義はコミュニケーションの話。

マイスターとして野菜果物の伝道師として必要なバーバル、
ノンバーバルなコミュニケーションの方法を学んだ

。講師の先生がきれいな女性だった。なにを学んで来たんだか…。(笑)
 

4月18日(日)

児島塾開講日。

東京で13年間受験対策講座をやって来た
児島さんの初めての地方分校だ。

受験生は7名と少ないが、皆、初めて逢った児島さんの人柄に感動。

あっという間に結束し、1期生全員合格を誓っていた。

児島さんの人柄もさることながら1期生もみな純粋で良い人ばかり。

もっとこういう人たちが増えて札幌のワイン業界が明るくなればいいな~、と願うのみ。
 

4月22日(木)

チーズアドバイザー講座1回目。今日の講師は
(有)牧家(ぼっか)の山本氏。教室内で2種類のチーズ作りに挑戦。

普通のパック牛乳を沸騰させそこに
プレーンヨーグルトを入れて混ぜるとみるみる固まる。

これが酸凝固。

味は甘くて、ミルクやヨーグルト単体よりもずっと美味しい。

もう一つは(自称)低温殺菌牛乳で38度くらいまで暖めて、
凝乳酵素レンネットを入れる。こちらは残念ながら固まらず。

ミルクを殺菌する際、65度以上少しでも温度を上げてしまうと、
タンパク質が熱変成を起こして、レンネットを入れてもミルクが固まらなくなってしまう。

やっぱり市販の牛乳では無理だったのかな~。

あとは道産チーズの食べ比べ。

いろいろなチーズ作りの技術を学んだ。
 





4月23日(金)

プロバンサル・キムラというフレンチレストランの1周年記念ディナーへ行く。

ご夫妻でやっているレストランでアットホームな雰囲気がとても心地いい。

ご主人はフランスはもとよりジャンティオムでも修行経験がある本格派フレンチシェフ。

プロバンサルの名の通り、ここのブイヤベースは絶品!

ジャンティオムのメニューからブイヤベースがなくなったのは
木村シェフが独立したから…、というのもうなずける。

4月24日(土)

ベジフル講座で東京へ。
今回はタマネギとレタスとイチゴ、
それぞれ3種のテイスティングがあった。

味わい等、いろいろ分析項目があるのだが、
どうすれば一番美味しく食べられるか、
料理法まで策定しなくてはならないのが大変だ。

4月25日(日)

児島塾のテイスティングの日。

すでにJSAの資格を持っている人がブラッシュアップとして参加。

やはりちゃんとした指導者がついてのテイスティングは違う。

何のためにテイスティングをするのか、何をどう評価するのか理解していないと、
美味しいか、不味いかで終わってしまう。
それじゃワインがかわいそうだ。

8月17日(日)



長沼 どぶろく

長沼 どぶろく





「どぶろく特区」というのをご存知ですか?

政府の規制緩和政策によって全国に誕生しましたが
北海道においては長沼町内でのみ認められています。

どぶろく醸造を認められる条件があり、現在5軒のみが認められています。

5蔵ではないのですよ。

その条件とは自家所有の水田があり、
宿泊施設を持っていること。

つまり民宿、旅館を営業している事。

しかし生産量に関しては制限はありません。

で、どこで手に入るか? 

というと火入れしたものは町内の酒販店とか道の駅で購入出来ます。

生は直売所、つまり作っているお家で買えます。

ついでながら全て純米です。
この日行って来たのは
「木村農場」長沼町東8線北1番地、
電話0123-88-4328。


ロットが小さい分色々なアイテムがあります。
ここの味の特徴は辛口ということですが、
他の4軒の中には甘口の物もあるので自分に合った味を探せます。
ただし甘口といっても「生」であれば最後は辛口になりますのでご注意ください。